柏市議会議員として10年になります。
自分の脚で歩いて、みなさまとお話しさせていただき、
議会での質問や地域での活動などで 練り上げてきた政策を中心にご紹介いたします。
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1 医療と健康と
新型コロナ対策ー第6波に備えて
・急変に対応できる自宅療養者のための健康観察センターの設置
・PCR検査体制の増強と抗原キットの配布
・保健所のDX(デジタル化)
・困窮事業者・世帯・個人への迅速かつ十分な支援
・新分野への進出や転換を支援し、新たな価値を創造する産業育成
・市内事業者のための新型コロナ対応バックオフィスセンター設置
・正確で、迅速、適切な情報発信
・熊谷俊人 千葉県知事との連携
みんなの生命を守る医療環境の整備
・市立柏病院を現地で建て替え、感染症医療や災害時医療、小児救急への対応を強化へ。(お医者さんや看護師さん、医療技術者の方など、医療に働くみなさんの働く環境や条件を第一に)
・重症者用の感染病床数の確保
・安心して出産できる周産期母子医療センターの設置
高齢者にやさしいまちに
・シニア交通費助成制度の創出
・「ひとり暮らしのおじいちゃん、おばあちゃん」への支援
・かかりつけのお医者さん制度を作ります。
・医師の指導のもと、市民一人ひとりに寄り添う訪問看護体制の整備
・経験と知恵を生かしたシニアの就労機会の創出
・高齢者にやさしいデジタルサービス
・生きがいやつながりを生む生涯学習の充実
健康・医療分野での新産業の創出
大学・研究機関、企業、行政が連携し、健康・医療分野での新産業の創出の支援と企業誘致。
https://y-yamasita.com/%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e7%b5%8c%e6%b8%88/14828.php
2 まちづくり・地域の経済
「経営戦略方針」にかえて
3つの魅力拠点と8つの生活拠点
・柏市の資源でもある3つの拠点(柏駅周辺、柏の葉、手賀沼周辺)をさらに魅力アップし、柏ブランドのイメージ向上。
・8つの生活拠点(南柏、北柏、豊四季、新柏、増尾、逆井、高柳、柏たなか)の暮らしやすさにみがきをかける。
・交通の不便な地域には多様な交通手段を整備し、防犯パトロールを強化。
「安心」は柏ブランドの重要な戦力でもある/さらに住みたくなる街へ
・リーダーシップを発揮して、旧そごう柏跡地、柏駅西口北地区再開発、中央図書館など、先送りされてきた課題を解決。歩行者優先のまちづくりへ。
未来を語りたくなる柏駅前へ–市民が誇りを持てる街に
・柏駅周辺に魅力スポット(図書館、ホール、緑あふれる交流広場など)を集め、人々の 交流が盛んになる、あたたかい「にぎわい」のあるまちへ。
(そごう柏跡に図書館も備えた複合文化施設を。柏駅西口には,ときどきクラシックの演奏会があり、芝生が気持ちよく 晴れに日にはみんながランチに集まってくるような公園を。)
※ニューヨークのブライアント・パーク)
・歩行者やベビーカー、車椅子に優しい「道/路」の整備。
山下が車椅子に乗って、柏駅前の歩道を移動。
段差や斜めになっていて、移動するのが大変。
災害に強いまちに(降りかかる災害や危機,危険に対して強靭で,だからこそ長期に渡って繁栄を確保する都市へ)
・ゲリラ豪雨対策/みどりを街のインフラに。
・避難所運営体制の再建と地域防災拠点の拡充。
・帰宅難民への備えと広域での協定。
・マンション防災。
暮らしを助け、地域経済を活性化させる公共交通
・高齢化に備えた市民の移動を保障する多様なコミュニティ交通の整備。
・柏駅⇄柏の葉キャンパス駅を結ぶ路面電車(LRT)。
・市内交通渋滞対策。
・自転車道ネットワーク整備。
・運転免許証を返納された高齢者のための交通費支援制度の創出。
マイカー無しでも快適に暮らせる街へ(公共交通の整った街の実現)
テクノロジーを活用しながら、待ち時間など乗り換えや交通費の負担が少ない公共交通システムを整備し、地域経済を活性化させるとともに、市民の移動を保障します。
まずは柏駅から市役所まで100円タクシーを試験運用。
エネルギーの地産地消
市内で発電し、これまで市外に流出させていた光熱費を市内に循環させ、収益を公共交通や緑地保全に還元し、災害時にも備えます。
食、農、自然を生かした経済の活性
・地産地消のレストラン、ファーマーズ・マーケット、パン屋、おいしいワインやお酒、こだわりのカフェ、信頼できる食料品店、、柏を環境や健康情報が集まる街へ。
・「食」情報が集まり、そこからまたあたらしい「食」情報が生まれる柏市公設市場。
3 教育・文化
行ってみたくなるような図書館を 。
・「調べる」から「新しい価値をつくる」次世代型図書館への転換。
・まちに人を呼び、地域の経済に貢献する文化複合施設(図書館、美術館、博物館・科学館、子育て支援、起業支援、防災機能など)。
・地域の知恵や情報や人が繋がり、助け合い、交流、イノベーションが生まれる拠点。
・図書館分館や学校図書館、移動図書館による市内の図書館ネットワークを整備。
一人も見捨てない教育を
・いじめの防止対策の徹底
・不登校支援–公立フリースクールオンライン学習体制の整備。
・スクールソーシャルワーカーの配置拡充。
・ハンディキャップをお持ちのお子さんへのあたたかい支援を。
・日本語の指導が必要な外国籍の児童·園児さんたちへの支援体制の整備。
・学級数の減少した学校施設に、保育所や高齢者施設、行政窓口などを集約し学校を地域の生活広場に。
・子どもたちの放課後の時間の充実と若者の居場所づくり。
写真 こどもまちづくり会議
学校給食の無償化と給食調理室がある学校へ
・すべての学校に給食室を設置し、防災や地域の拠点に。
・給食無償化とオーガニック給食の推進。
・栄養士や地域と連携した食育。
・ローカルフード運動の推進と地域が支える農業の仕組み。
世界が注目する公教育を、柏から。
・レッジョ・エミリア市(伊)のように、自治体をあげて子どもが育つ環境を整え、幼児教育にも力を入れていきます。
・待機児童を解消し、幼児教育・保育の質の向上に転換。
・国際バカロレアを柏市内の小・中学校に導入。
・学校の統廃合ではなく、特色ある学校を設置し、多様な教育を。
ー公立でのインターナショナルスクール開校と地域と連携した寄宿舎。
ーモンテッソーリやイエナプランといったオルタナティブ教育と言われてきた多様な教育を公立小中学校で実現させます。
・部活と地域スポーツの環境整備。
・スケートボードパークはじめバスケットボール3×3、BMX、ダンス、eスポーツなど、多様な種目の環境整備。
セカンドキャリアを支援する学び(リ・スキリング/学び直し)の支援
・デジタル化によって生まれる新しい仕事に必要なスキル習得を支援。大企業だけでなく自治体でも学び直しを支援していきます。
・座学で知識を詰め込むのではなく、現場での実践から起業を学ぶビジネス・デザインスクールを柏市に誘致します。
※KAOSPILOT(カオスパイロット)
4 「話をする」「話を聴く」から始まるまちづくりを
市民との対話
・市民参加型予算編成
・「常設型市民投票条例」の制定
・デジタル技術の活用と現場を重視した市民の声を直接聞く仕組みを創設
・行政データのオープンデータ化の徹底と透明性の担保
情報発信
たとえ望ましくない状況だとしても、現状を速やかに、正確に、隠すことなく市民に共有する。対策や今後の方針について、丁寧に説明する。山下は、毎週のYouTubeのライブ配信や日々のブログやTwitterで情報発信を続けてきた。その経験を生かしていく。
当事者の声を聞く
・子どもや障がい者など、当事者の声を政策に反映。
・こどもアドボカシーセンターの設置。
職員との対話
市職員が活き活きと働ける職場環境をつくり、市民サービスの充実につなげます。
5 環境・グリーン政策
・柏市気候非常事態宣言ー自然災害から命とくらしを守る
・グリーンインフラー里山、谷津田、農業、土手のある河川、森林、公園の保全
・水資源と食糧の確保
・食べられるまち、食べられる庭、食べられる街路
・ゴミの減量とリサイクルの徹底
・プラスティックゴミ対策
・自立分散型エネルギーによる地域経済の循環と防災
6 誰も「ひとりぼっち」にさせない社会の実現を 柏から
・暮らしをサポート(支援)と「働く」を支援と
・ハンディキャップのある方の就労環境の向上
・地域で立ち直りを支え、再チャレンジ可能な社会を実現させる 更生保護
・高齢者や障害のある方、子どもに対して同じ施設内で福祉サービスの提供を行う地域共生型施設の推進。
・児童虐待を未然に防ぐための児童相談体制を強化
・子ども食堂はじめ地域コミュニティ食堂の支援
・地域通貨や時間銀行の仕組みによるつながりの柏経済づくり
・柏市パートナーシップ制度の導入
・DV等あらゆる暴力から市民を守るための対策の徹底
・多文化共生の推進
・ペット殺処分ゼロ。動物と人との共生を実現。
「空き家」を「活き家(いきや)」に
これからの公共施設は新築ではなく、既存の建物をリノベーションして
・住宅・店舗・空き家などを対象としたリフォーム助成制度
柏市でも空き家は増えています。老朽化による家屋倒壊、犯罪の誘発、境界を越えて張り 出す樹木や雑草など、隣接に居住する住民や通行される方々にとって大きな問題となって います。そこで、空き家を、市営住宅として活用したり、「空き家バンク」などの活用促 進、「空き家トータルマネジメント」機関の設置など、山下は、これまでも撤去・改善へ の優遇・補助を提案してきました(地域コミュニティのサロンや市民の活動拠点など、市 民のためになる活用も期待されています)。
一方、山下は、柏のまち全体を教室に見立てた「柏まちなかカレッジ」を主宰しています が、校舎を建てるのではなく、柏のお店や既存の空間をお借りし、学びの場としています が近隣センター、高齢者福祉施設、保育園、市営住宅など、これからの公共施設は、新設 するのではなく空き家や空きテナントなどを活用し、柔軟に設置していくことも考えるべ きです。