ヤマシィトンポスト

保護司に再任ー社会の中での居場所を支える

保護司は、犯罪や非行を犯した人の立ち直りを支援する役割です。

毎月2回ほど、担当する人と面談しています。

4人を担当しているので、月2回ずつ、計8回面談し、それぞれ保護司観察経過報告書をまとめ、保護観察所に送ります。

面談だけでなく、報告書作成や日程の調整も大変です。

保護司は話を聞くことくらいしかできません。しかし、こういう時こそ、しっかりお話に耳を傾けることが大切だと思います。

新型コロナ禍や不景気など、大変な時期には、弱い立場の人々にしわ寄せがきていると感じます。

一日中誰とも会話をしない人たちもいます。

一人暮らしで、仕事をしていても最低限のやり取りくらい。レジで挨拶するくらい。SNSも使わない。

何気ない会話ができるということは、当たり前ではないと気づかされます。

毎月2回、数年間、定期的に会い、近況をお聞きするのは、同居の家族の他は、親と美容師さんくらいです。

家族とも離れ、親とも連絡が取れず、職場の同僚や友達とも話さないといった人にとって、保護司との面談それ自体、意味のあるものであったらと思います。

ふとした会話の流れで、その人の半生をお聞きすることもあります。何度か人生の転機があったんだと思うこともあります。

その時、その時を必死に生きていく姿から、私も多くを学んでいます。

日々の生活が、政治と直結しています。本当に忙しい時ほど、理想論ではなく、本当に生活と政治がつながっているかどうかが試されていると感じます。

保護司の活動は、政治家として、教育者として、自分を鍛えられます。

7月は、社会を明るくする運動が行われています。ふれ合いと対話で明るい社会を築いていくため、少しでもお役に立てれば。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)