ものづくりの人材育成と文化継承の学校を見学

iワークかしわ(柏工業専門学校)を見せて頂きました。

昭和45年に、県内の事業団体や企業が協会を設立し、その従業員の能力開発や技能向上を図ることを目的とした認定職業訓練校です。

今では、職業訓練だけでなく、技術やものづくり文化の継承に大きな役割を果たしていることを知ることができました。

近年、プログラミングなどSTEAM教育やものづくりを通した学びが注目されていますが、iワークかしわは、子どもたちの体験やものづくりの教育の拠点にもなり得る機関です。

現在、その特性を活かし、子どもから大人まで楽しめる「親子ものづくり体験教室」も開催されています。

協会メンバーの「ものづくりマイスター(厚労省認定)」が、ものづくりの継承や後進の育成に取り組まれています。

就職率など目先の成果だけでなく、製造業の土台を支えることも評価するべきです。
子どもの頃から職人の魅力に触れ、ものづくりの裾野を広げ、将来の担い手を育成していく視点も必要だと感じました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)