災害に強いまちづくり−レジリエントシティ

本日、議会に登壇し、質問しました。

気候変動や政治経済情勢のリスクを踏まえ、今、世界ではレジリエントシティが注目されています。

災害に強く、復旧体制が整っている事は、住むことやビジネスの拠点をどの都市に置くかを検討する上で重要な条件になっています。このような観点から、防災について重点的に質問しました。

また柏市地球温暖化対策計画についても質問し、温暖化対策は環境部の担当部署だけではなく、柏市全体で考え、取り組んでいくべきことを述べました。この防災についても、起きた災害について災害担当部署だけが対応していくと言うのではなく、災害に強い都市計画や水循環など自然環境を生かしたグリーンインフラの整備、助け合える地域コミュニティや地域経済など、まさに柏市政全体で取り組むべきものです。

特に、柏駅は交通の要であり行政機関や商業が集まり、そして何より柏市の顔となる地域です。

柏駅前に、災害時でも耐えられる下水幹線の整備とともに、来街者のいこいのスペースとして要望の多い緑や広場など、避難場所や水循環の機能もふまえた都市整備を求めました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)