柏市議会は、今日で委員会での審議が終わり、いよいよ大詰めです。
今回、公共交通と道路のあり方についても質問いたしました。
高齢化社会となり、運転免許を返上しなければならない高齢者が増えてくる中、公共交通の充実は不可欠です。
人口が減少していくこれから、廃止されるバス路線も出てきます。高齢者が家にこもるのではなく、歩いて街に出ることで、医療費の削減にもつながりますし、街のにぎわいにもつながります。
柏市での交通空白地における対策は、喫緊の課題です。
ドイツのフライブルクでは、「市民の移動を行政が保障する」という姿勢で、都市計画に取り組まれています。
ジャーナリストの村上敦氏は、” Km is money”という地域内で交通を組織することで、地域外に流出していたお金を地域内に循環させ、雇用や税収を増やし、地域経済を活性化させる提案をされています。
クルマでの移動の利便性を確保するために、柏市では約3300億円/年※ が使われており、多くは市外に流出していくものです。
※柏市の世帯数は183000
5万円×12か月×1.5台×183000世帯=1647億円
業務用乗用車とトラック・産業部門でも、ほぼ同額