ウクライナ侵攻にともなう食糧・エネルギー不足と自治体経営

世界で取引されるカロリーの約12%を、ロシアとウクライナが輸出しています。
またロシアは、肥料の主原料の最大供給国です。
エネルギーだけでなく、食糧についても、見直していかなければなりません。
エネルギーと食料の地産地消、そして地域経済循環を高めることは、自治体の経済政策の柱としていくべきと考えます。

 

昨秋の柏市長選挙でも、地域経済循環を高めることが、人口減少時代の自治体経営として重要テーマと考え、エネルギーと食の地産地消、そして公共交通網についての政策を掲げました。

エネルギーの地産地消
市内で発電し、これまで市外に流出させていた光熱費を市内に循環させ、収益を公共交通や緑地保全に還元し、災害時にも備えます。

食、農、自然を生かした経済の活性
地産地消のレストラン、ファーマーズ・マーケット、パン屋、おいしいワインやお酒、こだわりのカフェ、信頼できる食料品店、、柏を環境や健康情報が集まる街へ
「食」情報が集まり、そこからまたあたらしい「食」情報が生まれる柏市公設市場。

暮らしを助け、地域経済を活性化させる公共交通
・高齢化に備えた市民の移動を保障する多様なコミュニティ交通の整備
・柏駅⇄柏の葉キャンパス駅を結ぶ路面電車(LRT)。
・市内交通渋滞対策。
自転車道ネットワーク整備
・運転免許証を返納された高齢者のための交通費支援制度の創出。

山下洋輔の政策集「柏はもっとよくなる。」

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)