「国の政策、3割が効果測れず」

「国の政策、3割が効果測れず」と日本経済新聞(2022/03/22)と一面に掲載。
事業を始める前に目標や指標が示されていないものだけでなく、終了時に目標や指標が変わっていて、何となくうまくいったかのように説明されていることが、地方自治体でも多く見受けられる。
かつて、私が柏市議会で総合計画について質問した内容です。
重要なのは「評価」であると、私は考えています。
計画策定段階から、事業の目的を明確にしておき、評価指標を定めておく必要があります。数値で測定できるものだけではなく、「幸せ」や「社会的安定」など数値で測定できない事業についても、「○○の目的を達成するために」、「■■が、どれだけ増えたか」などの評価指標を、計画とともに提示して欲しいです。
財務的な評価だけでは測定できない社会的価値を評価してきたソーシャル・インパクト・ボンドの評価・測定法などを参考にすべきではないかと思います。

柏のまちづくりの指針-柏市第五次総合計画
https://y-yamasita.com/%e3%81%be%e3%81%a1%e3%81%a5%e3%81%8f%e3%82%8a/1104.php

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員選挙(柏市)•立憲民主党公認候補予定者。 2021年10月、柏市長選挙(2021年)に無所属で立候補。43,834票を託して頂きました。その後、AIで水道管を救うFracta Japan株式会社の政策企画部長に。 元柏市議会議員。柏まちなかカレッジ学長。元高校教諭。2児の父。 教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 (社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)