千葉日報(2009/11/06)に載せていただきました。
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柏市中心街をキャンパスと位置付け、一般市民を対象にした生涯学習講座「柏まちなかカレッジ(通称柏まちカレ)」を来春から本開校する市民団体が、今月から「プレ開校講座」を行う。柏まちカレの特徴は、会場を1カ所に固定せず県立東葛飾高校やカフェ、バーなど街なかに設定し、子育てなど身近なテーマから歴史・文化など専門分野まで幅広く取り上げる点。あす7日の記念講演会では、CASという冷凍技術で世界から注目されるアビー(本社・我孫子市)の大和田哲男社長が講師を務め、プレ開校講座を盛り上げる。
講座は、柏の街を活性化させようと、市民団体「柏まちなかカレッジ企画運営会議」(学長、山下洋輔・早稲田大学大学院生)が企画。メンバーは山下学長(31)に賛同した会社員、柏市職員、劇団員ら10人で構成している。
プレ開校講座は、11、12の2カ月に17プログラムを用意。ほとんどは受講料500~1000円。
7日の記念講演会は午後2時~3時半、東葛飾高校で開催。受講料は500円。大和田社長が「柏から世界へ-驚異の冷凍技術」をテーマに講演する。
このほかプレ開校講座では、「手賀沼の生物を知ろう」「わくわく子育て」「1人カフェの楽しみ方」などを予定している。いずれも申し込み先着順の受け付けで、受講人数は10~50人。受講料は当日払い。
山下学長は「学ぶことを通して柏を盛り上げたい」などとし、プレ開校講座を実施・検証して本開校につなげる考え。