前々から企画していた「柏まちなかカレッジ」が、ついに始まりました。
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事務局スタッフも、それぞれ日常の仕事を抱えながら、
ボランティアでやってきたので、不備はたくさんありますが、
とにかくやってみました。
何かしらの気持ちが伝われば、それだけでも満足です。
お金や人が大きく動くイベントではありません。
でも、学びを通した人間関係って、
濃く、確実なものなのではないかと思います。
最初は小さくても、だんだんと人の輪が広まっていけばと願っています。
新しく校舎を作るわけでもなく、
有名な教授を呼んでくるわけでもありません。
すでに柏にある建物や、一般のまちの方にスポットライトを当てます。
独自の経験や知識は、自分が思っている以上に、貴重なものです。
それを語ることで、自分も勉強になり、参加者と共有し、深め合うことになるでしょう。
第一回目の講座「民藝meetsモダン-柳宗理~イームズ」は、
カフェ・マで開かれました。
民藝とは、日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中に「用の美」を見出す考え方です。
「用の美」を追求する柳宗理やイームズのデザインに磯野店主は民藝の精神を感じたのです。
無名の人たちによる作品に光を当てた民藝。
柏の一般の方々の考えや経験を講座にする柏まちカレ。
まさに、民藝meetsまちカレとも言える記念すべき第一回目の講座でした。