柏まちカレ記念講演、千葉日報11/8県西版に掲載

11/7のまちカレ記念講演に関して,千葉日報11/8県西版にも掲載して頂きました。
http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1257732812

冷凍技術で食料危機克服
「アビー」社長講演 柏まちカレプレ開放講座
2009年11月09日11時13分[県西エリア]

来春本開校を目指す生涯学習講座「柏まちなかカレッジ(通称柏まちカレ)」のプレ開校講座が7日、柏市の県立東葛飾高校で開かれ、冷凍技術で世界から注目されている「アビー」(本社・我孫子市)の大和田哲男社長が「細胞・組織を生かしたまま冷凍する技術で食料危機を克服したい」などと講演した。プレ開校講座は11、12月の2カ月で17プログラムを行い、来春の本開校につなげる。

講演した大和田社長は、既存の急速冷凍技術と、「CAS(キャス)」機能を使った独自の冷凍技術の仕組みを紹介。急速冷凍だと凍結の過程で細胞の組織が破壊されるのに対し、CAS機能だと一瞬で凍結するため細胞の組織を生きたまま保存することが可能になったと説明した。

CAS機能により、食物を長期間「おいしく」保存できるとし、「食料のムダをなくすことができる。今まさに直面している世界の食料危機の問題が克服できる」。

具体的には、野菜が収穫過剰となった時にCAS機能で冷凍して“出荷調整”したり、形が規格外のため廃棄される野菜を加工・冷凍し、外食産業で活用したりする。大和田社長は「システムが浸透すれば、過疎地帯に働く場が確保される」と波及効果も訴えた。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)