柏まちなかカレッジ読書互助会

柏まちなかカレッジにて、「青土社『現代思想』読書互助会アーダコーダ」を先月に立ち上げ、今日は第2回目を開催しました。

『現代思想』は、かつてはポストモダンなどのイメージがありますが、最近では人工知能、障害者、宇宙のフロンティア、コミュ障、トランプ、築地市場、認知症など、現代社会にとって興味深いテーマが取り上げられています。

マスメディアで扱われる切り口だけでなく、もう一歩深く考えるきっかけになります。
また、まだ一般的には話題になっていないけれど大切なテーマに出会うこともあります。

読書互助会とは、一人だったら読めなくても、会が開催されることで、読まなければならなくなるという趣旨の会です。

今回は、昨年の2月号「ビットコインとブロックチェーンの思想」について話し合いました。
この1年間の仮想通貨の状況も振り返ることもできました。

柏まちなかカレッジでも研究し、取り組んできた地域通貨の考えとも比較しながら話し合えたことは有意義でした。

日常では、なかなか現代思想についてなど話すことがなくても、この場では思い切り、人目を気にせず話すことができる。
現代思想を、生活の中に落とし込んで考えられる。
そういった部分が、柏まちなかカレッジらしい読書会だと気づくことができました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)