柏まちなかカレッジにて、「青土社『現代思想』読書互助会アーダコーダ」を先月に立ち上げ、今日は第2回目を開催しました。
『現代思想』は、かつてはポストモダンなどのイメージがありますが、最近では人工知能、障害者、宇宙のフロンティア、コミュ障、トランプ、築地市場、認知症など、現代社会にとって興味深いテーマが取り上げられています。
マスメディアで扱われる切り口だけでなく、もう一歩深く考えるきっかけになります。
また、まだ一般的には話題になっていないけれど大切なテーマに出会うこともあります。
読書互助会とは、一人だったら読めなくても、会が開催されることで、読まなければならなくなるという趣旨の会です。
今回は、昨年の2月号「ビットコインとブロックチェーンの思想」について話し合いました。
この1年間の仮想通貨の状況も振り返ることもできました。
柏まちなかカレッジでも研究し、取り組んできた地域通貨の考えとも比較しながら話し合えたことは有意義でした。
日常では、なかなか現代思想についてなど話すことがなくても、この場では思い切り、人目を気にせず話すことができる。
現代思想を、生活の中に落とし込んで考えられる。
そういった部分が、柏まちなかカレッジらしい読書会だと気づくことができました。