東日本大震災から13年。
被害にあわれた方々、そして被災者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
あの時、私は入院中で、今、三井ガーデンホテルのあたりに避難しました。
ご高齢の方や障がいのある方の避難についても、身をもって経験しました。
この時の経験で、駅前の広場など、災害時に避難できる空地の意義は大きいと考えるようになり、柏駅前(西口再開発)に公園を提案するようになりました。
本年1月1日には能登半島が地震に見舞われました。
現在も引き続き対応にあたっている皆さまに敬意を表します。
災害への備えが一段と求められています。
今、開会中の千葉県議会でも防災•災害対策について議論されています。
災害に強いまちに。
降りかかる災害や危機、危険に対して強靭で、だからこそ長期に渡って繁栄を確保する都市へ。
みどりを街のインフラに。ゲリラ豪雨対策を。
避難所運営体制の再建と地域防災拠点の拡充を。
帰宅難民への備えと広域での協定やマンション防災についても、働きかけてまいります。
東日本大震災から13年経っても、依然として避難生活を余儀なくされている方々がいます。いまだ解決できていない課題もあります。
柏市は常磐線で福島県とも繋がっており、出身者も多く、食品や電力など福島から多くを取り寄せてきました。また、柏市は、東日本大震災後、福島第一原発からの放射性物質の飛散によるホットスポットとなりました。
もう過去のことにしてしまうのではなく、風化させず、東日本大震災で被災された方々の暮らしや被災地の復興、原発の諸問題に向き合い続けていかなければならないと考えます。