柏市議会教育民生委員会にて、滋賀県野洲市の生活困窮者支援事業を視察いたしました。
生活困窮者支援事業は、柏市はじめ多くの自治体では福祉部が担当しています。
野洲市では市民部が担当し、税や国民健康保険の滞納を生活困窮のシグナルととらえ、支援のきっかけとされているのが特徴です。
多重債務や自殺から市民を救う消費生活相談から始まった事業が、あらゆる生活困窮者支援となり、市民相談課に集約された体制になっていました。
説明にあたってくださった市民相談課の生水裕美さんの熱意に触れることができました。
やはり直接、その場所に足を運び、人に会うことで、得られるものがあります。
写真は、野洲市のマンホール。「神は細部に宿る」といいますが、道路や上下水道など、細かい部分からも、その自治体の状況を知ることにつながります。