私が大学生の頃から、学校を設立するという夢を持っています。
教員経験、教育学の研究、議員の活動、その他いろんな経験を通して、考え方が変化してきました。
資金を準備し、敷地や建物を取得し、行政の許認可を得た学校ではなく、これまでにないアイデアで進めています。
ものすごく未来的というよりは懐かしく、大きな事業というよりは身の丈にあったスタイルで、全国各地にいつのまにか広がるような地域に根差した学校を目指します。
今、ある雑誌に掲載してもらう原稿を書いています。
「まち全体を学校に」という柏まちなかカレッジの活動から考えた提言です。
◆まち全体を学校にする。
◆赤ちゃんから高齢者まで学び合う。
◆世界各地の教室と学び合う(オンラインの活用)。
◆社会をつくるプロジェクト学習(課題解決や社会参加、シチズンシップ、起業支援など)。
まちなか子育て、小中学生の学び(ミライ社会研究所α)、若者の生き方やビジネス(柏下村塾)、学び直しや地域の力を引き出す学び(市民大学)、文化版地域包括ケアセンターなど、柏まちなかカレッジが社会インフラとして機能することも説明していきます。
地域に根付いている既存の小学校が拠点となり、それぞれの学びをバックアップする役割を図書館や公民館、教育委員会が担っていく体制も整えていくことを構想しています。
今日、柏まちなかカレッジ仲間の梅木さんのご紹介で、株式会社ワイアードゲートの鈴木さんとお会いし、意気投合することができました。
吉備高原都市で、国際オープンイノベーションセンターとインターナショナルスクールを設立するプロジェクトを立ち上げられるとのこと。
同じ方向に向かっていて、イノベーションを起こすエコシステムの計画など、私にはない強みを持っていて刺激的でした。
今年に入って、柏まちなかカレッジは次のステージに上がったと感じています。
5年前に出版された『地域の力を引き出す学びの方程式』の第2弾を書き上げることも考えたいです。
組織運営や理念については、今でも変わっていないので、これからの組織作りなどの参考にぜひご覧になって頂けると嬉しいです。