乗代雄介さんの『本物の読書家』(講談社)を読みました。
ひめしゃら文庫という子ども文庫を主催してこられた大杉さんからお借りした本です。
この本をオススメしていただいた時、読書家として認められたような嬉しさの一方で、本物の読書家を目指さなければならない重圧を感じたのも確かです。
仕事柄、いろんな人とお会いします。
そうすると、その人の著作やその人に影響を与えた本などがあれば読むことになります。自分では選ばないような本も読む機会を与えてもらっています。
本との出会いを作るのは、柏まちカレ図書館で目指していることです。
人との出会いや仕事の現場で学ぶことも多いですが、本を読むことは効率の良い学びです。
柏まちなかカレッジでは、まち全体を学校として見立て、大人も子どもも学び合うコミュニティです。
変化の激しい時代です。大人が真摯に学ぶ姿は、まちの魅力だと思います。
この本を通して、「読む」ことと「書く」ことについて考えさせられました。
二篇が収められています。
前半の「本物の読書家」は、JR常磐線で読むのがオススメです。