柏駅前に、一日だけ本と花の広場を作りました。
こんな時だからこそ、本と花を贈りましょう。 大切な人に感謝の気持ちを伝えてみませんか?
有志の持ち寄ったおすすめ本が詰まった百箱に、本の世界観を表現したいけばなが展示。
会場には、思いのこもった1000冊くらいの本が並んでいます。それだけでも、気持ちが高まります。
ネット書店では、自分の好みの本をおススメ(レコメンド)してくれますが、プレゼントされたり、人とのご縁で手にした本は、これまでにない「何か」をもたらしてくれるかもしれません。
自分の知らない素敵な本が、こんなにもあるのかと驚かされます。
日々、多種多様な本が出版されています。流行は早いけれど、読むスピードはそんなに変わりません。
晴らしい本でも、知らないうちに消えていってしまう本も沢山あるはずです。こういったイベントが、本と出会うきっかけになれば。
かつて柏まちなか図書館で本の貸し借りをした人、本まっちで本を購入した人と、本を通してつながっていると感じることがあります。
「あの時、○○の本を売ってもらった者です。あの本、すごいです。今でも大事に呼んでいます」
そんなコミュニケーションが何度かありました。
今回、柏市立中央図書館が、本と花の広場でおススメされた本を、図書館の入り口付近の本棚でも紹介していただきます。また、本の持ち寄りなど多大なるご協力をいただきました。
kamon かしわインフォメーションセンター「kamonつながるライブラリー・シェアする本棚」も連携していただきました。
https://www.kamon.center/topics/kamon-tsunagaru-library
https://www.kamon.center/topics/kamon-tsunagaru-library
本まっち柏も5軒、出店していただきました。
https://honkatsukurabu.wixsite.com/hon-match
https://honkatsukurabu.wixsite.com/hon-match
先々週に「第10回絵本といけばなの世界展」を開催された戸祭瑞香子先生とその生徒さんたちに、お花について全面的にお世話になり、YouTube配信でもご活躍いただき、ありがたかったです。
段ボールは、近隣のお店からもご協力いただきました。
息子が台車を押してくれました。
主催団体の母体となる「柏まちなかカレッジ」は、まち全体を教室に見立て、お店の片隅やまちなかで、参加者お互いを先生として、授業を開催してきて11年。
その活動から派生した「柏まちなか図書館」は、柏のまちなかにあるお店や公共空間を図書館の本棚と見立て、本と人、人と人、人と街とを繋いでいこうという活動です。
「柏まちなか図書館」は、本だけでなく、知識や経験、ちょっとした思いやりやその人のネットワークをシェアしていける地域のハブを目指しています。
地域通貨の土台と考えています。
本を贈り合う文化を根付かせていくことも、私たちの活動に通じるものです。
4月23日は「本と花の日 」。
大切な人に本や花を贈りましょう。
「本と花の日」とは、4月23日はユネスコの「世界本の日」や、日本においても「子ども読書の日」 に指定されています。
スペイン・カタ ルーニャ地方では、毎年この日に大切なひと同士で本や花を贈り合う「サン・ ジョルディの日」という風習があり、大変賑わいます。
この風習をもとに「本と花の日」とし て、柏から全国のまちで開催されること を目指します。
柏駅前に「暮らしと文化の拠点となる文化施設(図書館)」を作ろうと、1年間みっちり話し合い、柏市に提言して4年。
私の中では、その時の情熱の炎は消えていません。
一昨年は実験的に手賀沼フィッシングセンターにて開催し、一年がかりで準備した昨年は新型コロナ感染拡大により中止。
今年も、直前に千葉県「まん延防止等重点措置」適用となり、開催が危ぶまれましたが、新型コロナ対策をしながら開催することができました。
にわか雨や雷、強風もなんとか乗り越えました。
スイスのある町の本祭りの写真から着想を得て、3年以上。辛抱強く、定期的に話し合い、悩み、天気や新型コロナにも左右されながらも、一緒に活動を続けてきた仲間たちには、本当に感謝しています。
ぐるぐる本箱withFlower製作風景や当日の会場の様子をライブ配信しました。
ご自宅からも見ていただけるよう、そして私たちの思いを伝えられるようなライブ配信を目指しましたが、まだまだ準備不足のところはご容赦ください。
よかったらご覧ください。