本と薔薇を贈り合う文化を

4月23日、サン•ジョルディの日。
本と薔薇を贈り合う文化を広めようと、柏まちカレ図書館では取り組んでいます。

Kingfisher Garden (フィッシングセンター)にて、柏まちカレ図書館メンバーで実験的に本を贈り合いました。

お花は、「絵本といけばな展」も開かれている戸祭瑞香子先生にご協力いただきました。
サークルの中央に、本の中から花が出ている作品です。周囲の雰囲気に合わせ、野の花が生えてきたようです。
シェークスピアにちなんで、ハーブが生けられています。

どの本をプレゼントしようか、真剣に考えました。大切な人に贈りたい本を選ぶ喜びを味わうことができました。

スペインのカタルーニャでは、伝統的にサン•ジョルディの日に、男女が赤いバラなどを贈りあうという、バレンタインデーと似た風習があったそうです。
4月23日は、『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスの命日であり、シェイクスピアの誕生日ということで、カタルーニャ地方の本屋が本を贈ろうというプロモーションとして始まったようです。

もともと柏まちカレ図書館は、柏のまちなかにあるお店や公共空間を図書館の本棚と見立て、本と人、人と人、人と街とを繋いでいこうという活動です。

本を贈り合う文化を根付かせていくことも、私たちの活動に通じるものです。

これから本や花の関係する企業や団体と連携しながら進めていきたいとも考えています。

日本の「本の日」にあわせ、11月始めに、柏駅前にて開催しようと計画しています。来年のサン•ジョルディの日には、いろいろと準備していきたいです。

ご興味ご関心おありの方、ぜひ、一緒に作っていきましょう。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)