千葉県教育委員会では、現在使用されている教科書や令和7年度から使用される教科書の見本を展示する「教科書展示会」を開催しています。
柏市では、教科書センター自体は沼南庁舎内にありますが、より多くの方にご覧いただきやすいよう、6月は柏市立図書館でも「教科書展示会」を実施しています。
千葉県議会で、教科書採択のあり方について議論されています。
特に、社会科、地理歴史の教科書が議論の中心となります。
私自身、教育学部の地理歴史専修で学んだため、教科書検定や教科書採択の議論については、一通り把握してきたつもりではありますが、もう20年以上が経っています。
家永三郎氏の教科書裁判や「新しい歴史教科書をつくる会」は、もはや現代史の一つでもあります。
先日、本会議一般質問の傍聴に、新しい歴史教科書をつくる会の藤岡信勝氏の姿もありました。
議会での議論については、あらためてブログにてまとめてまいります。
教科書採択については、歴史観だけでなく、不正がないかのチェックも必要です。
資料集など副教材も含めて、公正な採択を求めます。
さらに、これから教科書の電子化が進められます。授業のあり方も変わってきます。また、教科書の電子化にともない、教科書販売をになってきた地域の書店の経営も厳しくなってくると予想されます。