まちの力

柏経営ゼミナールに参加し、高島屋柏店の店長である影山勝さんのお話をお聞きしました。

この3月から店長になられ、柏高島屋のこれからの方向性について、高島屋や百貨店のあり方、シンガポールでの出店、人事の仕事、大宮店と高崎店での経験、そして柏店の現状など、柏を客観的に分析した刺激的な話です。
11136156_1111898358826234_16898320317053973_o高島屋が柏に出店し、40年が経ち、お客様も高齢化し、来店の頻度が少なくなり、買う量も減ってくる。全国的な傾向で、百貨店としての課題です。

いかに価値を生み出していくか?

東京のデパートや関東にあるアウトレット、近隣のスーパーやショッピングモールなどの状況を分析したエリア戦略を、会社全体で考えています。

そして強調されていたのは、まちの力です。
まちの価値や魅力が、百貨店をはじめとする商業者の利益につながる。そして、百貨店や商業者の活動が、まちの魅力や価値となる。

これは当たり前の話かもしれません。でも、このリーダーシップを誰がとり、どのようにまち全体をコーディネートしていくか?

市民、商店街、地域、政治、行政、企業などのプレイヤーの内外から、リーダーシップを発揮し、まち全体で、柏の力を高めていくために、真剣に向き合っていかなければ。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)