修繕していた町会の神輿•山車が戻ってきました。
約50年くらい前、戦後10年くらい経った頃に、町会でお金を出し合い購入した神輿と山車でした。
当時のお金で50万円くらいだったと聞きます。大きなお金を出し合っています。
まさに自治。そして神輿は、自治の象徴的な存在だったと想像できます。
全国から依頼される神輿も、だいたい40-50年前のものが多いとのこと。
全国の自治体で、30-50年前に建てられた公共施設が老朽化し、その修繕•建て替え、あるいは廃止について、ちょう話し合われていることと共通する問題です。
山車の車輪が壊れたこと、町会の倉庫移転問題、町会の祭りのこれからのこともあり、神輿と山車の修繕が検討されてきました。
※政(まつりごと)の原点
昨年の役員会で修繕が決まり、今回は寄付を募るのではなく、町会で積み立てたお金から出されました。
夏祭りには、多くの子どもたちが参加してもらい、長く祭りを続けたいと、思いを強めました。
矯正協会刑務所作業協力事業部にお願いし、よみがえりました。
新しいものに買い替えるのではなく、これまでの歴史を引き継ぎ、発展させていきたいと思います。