中央地区ふるさと協議会の地区懇談会で、「地域と子どもたち」について、柏第一小学校の小林和俊校長のお話をお聞きしました。
地域は教材の宝庫であり、地域の支えなしに学校は成り立たないとお話しされました。
実体験や実社会から学ぶ大切さを教育学でも論じていますが、長年教壇に立ち、学校を経営する校長からのお話となると力強いです。
地域での体験学習、地域人材に支えられた教育活動、開かれた学校づくり、安心•安全な学校についてご紹介されました。
貧困など多様な子どもへの対応、スマートフォン、PTAや親子会など、最近の地域と学校の話題にも触れられました。
町会、社会福祉協議会、PTA、親子会、防犯パトロールなどの人たちが参加し、グループワークを行いました。
私たちのグループからは、「子ども町会懇談会」の提案がありました。
防災などの集団下校の前に、30分ほど時間を取って、住んでいる町会ごとに集まり、学年を越えて話し合う場を作って欲しいというものでした。
昔は、柏五小で開催されていたそうで、その時の「子ども町会長」が、その後も地域でリーダーシップをとっているそうです。
子ども町会長が、地域の町会の会議に参加して意見したり、大人も「子ども町会懇談会」にゲスト参加したりするのも面白いと盛り上がりました。
現在の住所表記と、町会名である古い地名が一致しないため、つながりが生まれにくいという指摘も出ました。
区画整理などで、古い地名が便宜的な住所表記に変更されるのを見ましたが、地域の歴史やコミュニティへの配慮も必要と思います。