「ケアラーズカフェ・息抜き処 みちくさ亭」を訪問。布川代表からお話をお聴きしました。
ケアラー(介護者)の心労や肉体的負担への支援の必要性を強く感じ、介護者や地域の生活者が集える場所、息抜きする場所作りから始まったそうです。
国は、医療費削減の考えもあり、病院の長期の入院や老人福祉施設ではなく、在宅介護を目指して、進めています。
柏市でも、豊四季台団地の事例のように、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが一律的に提供される地域包括ケアシステムの実現に向けて取り組んでいます。
しかし、家族介護者への負担の軽減や仕事と介護の両立できる支援が課題となっています。そこで、介護者支援の会みちくさやケアラーズカフェの取り組みは重要だと考えます。 http://michikusa-net.com/profile.html
平成27年1月27日、首相は認知症施策に関する意見交換を行い、家族介護者のケアも「新オレンジプラン」に盛り込まれることになりそうです。
柏市でも、家族介護者の支援という視点は必要です。
※「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~(新オレンジプラン)」(概要)http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12304500-Roukenkyoku-Ninchishougyakutaiboushitaisakusuishinshitsu/01_1.pdf …
若者の家族介護者の課題もお聞きしました。
2025年には、認知症の高齢者が約700万人と推計される中、認知症への理解者を増やし、認知症にやさしい地域づくりも大切です。