【速報】本日の千葉県議会 ー 宮川太議員(自民党)の一般質問 2026年9月17日午後2

千葉県議会をいち早くお伝えいたします。
※複数人体制でチェックしてはいますが、できるだけ早く、皆様に議会での議論をお届けしたいと文字起こしをしているため、誤字などもあります。ご容赦いただき、各自、ご確認ください。

本日(2026/9/17)午後の一般質問は、自民党の宮川太議員でした。

質問項目

  1. 県内市町村との連携について
  2. フェーズフリーについて
  3. 福祉避難所について
  4. 全国豊かな海づくり大会について
  5. 道路整備について
  6. 県立学校について
  7. 警察行政について
  8. その他

議会質問・答弁の書き起こし全文


質問(第1回目)宮川太 議員


自由民主党、銚子市香取郡東庄町選出の宮川太でございます。
今定例県議会におきまして、登壇の機会を与えてくださいました会派の諸先輩方、そして同僚議員の皆様に心より御礼申し上げます。
今日も地元より議長、野平市議、佐久間町議はじめ後援会の皆様にははるばる傍聴にお越しいただきましてありがとうございます。
また、県庁まで一番遠い地域からの選出ですので、なかなか足を運べず、インターネット中継でご覧いただいている方もいらっしゃるかと思います。
ありがとうございます。
それでは早速、通告に従いまして質問に入らさせていただきます。

はじめに県内市町村との連携について伺います。
地方自治の最前線にある市町村は、住民の多様なニーズや直面する地域課題に日々直接向き合っています。
深刻化する人口減少や少子高齢化、激甚化する自然災害への備え、デジタル化の推進など、現在の地方自治体が抱える課題は多種多様であります。
昨年の本会議におきまして、人口減少に伴う行政サービスの維持確保について質問をさせていただき、その後の取り組みについて気になっていたところですが、先日の代表質問に対し、県から地域振興事務所を中心に地域の実情に応じた連携の取り組みを積極的に提案、具体化していく体制を構築したとの大変前向きな答弁をいただきました。
我が銚子市においては、厳しい財政状況や人口減少が急速に進む中で、将来にわたる行政サービスの維持や地域医療の確保、公共施設の適切な管理など、市単独の努力では解決が難しい非常に切実な課題に直面しております。
これは決して一自治体だけの問題ではなく、多くの地域に共通する大変重要な課題であります。
だからこそ、県が今回構築された新たな体制には大きな期待をするところですが、この取り組みを単なる体制作りに止めることなく、現場の困りごとにしっかりと寄り添い、実効性のある具体的な形へと迅速に進めていくことが何よりも重要だと考えます。

そこで、地域の安心を守るため、県としてどのように市町村に伴走していくのか、その点について伺います。
地域振興事務所を中心に、県から積極的に連携の取り組みを提案していくとのことだが、県として地域連携の取り組みをどのように具体化していくのか。

次にフェーズフリーについて伺います。
私はこれまでも議会の場でフェーズフリーという新しい防災の在り方について度々質問を重ね、その大切さを訴えてまいりました。
そうした中、先月発生した令和8年8月千葉豪雨は、私たちの身近な地域に大変な被害をもたらしました。
被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
この度の豪雨を経験し、私たちは普段の備えがいかに大切かを改めて痛感することとなりました。
災害はいつどこで起こるかわかりません。
だからこそ、備えを特別なものにするのではなく、日頃の暮らしの中に自然に溶け込ませていくフェーズフリーの考え方が今まさに求められていると感じております。
普段から使い慣れている公園や公共施設、また行政のサービスが、いざというときにはそのまま大切な命を守る場所に変わる。
こうした仕組みを地域に広げていくことは、県民の皆様の安心感や避難生活における心身の健康を守ることにも深くつながっていきます。
これまでの議会での議論、そして今回の豪雨の教訓を、これからの県政にしっかりと生かしていくために、まずは県が自ら率先して具体的な形を示していくことが大切ではないでしょうか。

そこで伺います。
県ではフェーズフリーの考え方を活かして、日常利用と防災機能を両立させた事例はあるのか。

次に福祉避難所について伺います。
近年激甚化する自然災害において、高齢者や障害者など移動や避難生活に特別な配慮を要する災害時配慮者の安全確保は、県が取り組むべき最重要課題の一つです。
こうした方々が安心して避難できる福祉避難所の開設と円滑な運営は、市町村にとって極めて重要な役割を持っています。
しかしながら、実際、市町村が福祉避難所を設置運営するにあたっては、バリアフリー化や専門機材の導入といった財政的な負担だけでなく、受け入れ体制の構築や専門知識を持つ人員の確保育成など、ソフト面においても多くの課題を抱えているのが現状です。
市町村が財政的な不安なく、かつ質の高い避難所運営を行うためには、県による積極的かつ伴走型の強力なバックアップが必要不可欠です。

そこで伺います。
福祉避難所を設置する場合に、県から市町村に対してどのような財政支援があるのか。
また、ソフト面での支援についてはどのような支援を行っているのか。

次に全国豊かな海づくり大会について伺います。
我が党代表質問でもありました、令和九年十一月に銚子市および旭市を舞台に第四十六回全国豊かな海づくり大会が開催されます。
これは、漁業の持続的な発展と豊穣な海を次世代へと引き継ぐ機運を醸成する絶好の機運であると考えます。
全国から注目が集まるこの記念すべき大会を成功へと導くためには、本年十一月一日に開催される一年前プレイベント豊かな海づくりフェスタの果たす役割は極めて重要であり、この貴重な契機を捉え、本県が誇る海の魅力や自慢の水産物を広くアピールし、大会成功への確固たる足がかりとすべきです。

そこで伺います。
海づくり大会の一年前プレイベント豊かな海づくりフェスタでは、千葉県の海や水産物の魅力をどのように発信していくのか。

次に道路整備について伺います。
島相地域におきましては、広域的な幹線道路網の整備が地域経済の活性化や安全安心な生活環境の確保において極めて重要であります。
とりわけ、利根川沿いを走る国道356号は、地域住民の生活道路としてはもちろんのこと、産業や観光を支える大動脈として大きな役割を担っております。
安全面や渋滞緩和の観点から、早期の道路改良が強く望まれているところであります。

そこで伺います。
国道356号東庄銚子バイパスの進捗状況はどうか。

次に、東庄において整備が進められている県道下総橘停車場東庄線バイパスの今後の見通しについて伺います。
昨年度の質疑におきまして、令和八年度内の完成を目指して工事を進めているとの前向きなご答弁をいただいており、現在、開通に向けた最終段階の工程に入っていると推察いたします。
地域の大きな期待が集まる中、残り区間の進捗状況や予定通りの供用開始に向けた具体的な見通しについて、現在の状況を改めてお伺いいたします。

県道下総橘停車場東庄線バイパスの今後の見通しはどうか。

続いて、除草防草管理について伺います。
近年、地球温暖化に伴う夏季の猛暑や降雨量の増加などの影響により、道路周辺の雑草の生育スピードが非常に速くなってきています。
子供たちの通学路や高齢者の生活道路において、雑草が繁茂している状況は、安全安心な通行を脅かす深刻な問題です。
県におかれましても、限られた予算や人員の中で、私の地元である銚子市をはじめ、県が管理する道路において計画的な除草作業に鋭意取り組んでいただいていることと思いますが、従来の人的時間的コストに基づく対応では十分に追いついていないのが実情ではないでしょうか。
安全で快適な道路環境を維持するためには、従来の草刈りに依存した手法から一歩進み、効果的な防草対策を進め、道路除草の効率化を図る必要があると考えます。

そこで伺います。
県管理道路における除草や防草対策についてどのように取り組んでいくのか。

次に、県立学校について三点伺います。
まずは特別支援学校についてです。
特別支援学校に通う児童生徒にとって、スクールバスによる送迎は日々の安全な通学を確保し、教育を受ける権利を保障するための不可欠な社会インフラであります。
障害の特性や体調に応じたきめ細やかな配慮が求められる現場において、バスが毎日スケジュール通りにかつ安全に運行されることは、児童生徒のみならず、送り出す保護者の皆様の安心や就労の継続にとっても極めて重要です。
しかしながら、現在の運行体制を巡ってはいくつかの課題が考えられます。

第一に、スクールバスの老朽化です。
先日、ある特別支援学校のバスが故障し、一時的に保護者が送迎する事態が生じたと伺いました。
日々の送迎で相当な距離を走っており、老朽化が進んでいるスクールバスも少なくないと推測されます。
最悪のケースでは当日の運行に支障を来し、児童生徒の通学の機会が奪われかねないという脆弱さを抱えています。

第二に、運転手の固定化に伴うリスクです。
障害への深い理解と高い運転技術が求められるため、特定のルートや車両に運転手が固定される傾向にありますが、その運転手が急病や不測の事態に見舞われた際、代理の要員を確保することは非常に困難です。
こうした突発的な事態に対するバックアップ体制の不足は、日々の安定的な運行を脅かす大きな不安要素となっています。
少子高齢化に伴う深刻なドライバー不足が社会問題化する中、特別支援学校のスクールバスという、より専門性と確実性が求められる現場において、いかにして盤石な運行体制を維持していくかは、本県教育行政における重要な局面にあいます。

そこで伺います。
特別支援学校のスクールバスによる送迎の現状はどうか。
また、安定的な運行を確保するため、どのように取り組んでいるのか。

2点目は、登壇のたび質問している銚子商業高校の大規模改修についてです。
地域の歴史と伝統を支え、数多くの素晴らしい人材を輩出してきた銚子商業高校の大規模改修は、地元住民の皆様や教育関係者からも早期の実現が心から待ち望まれている事業であります。
しかしながら、本事業の進捗状況を拝見しますと、いくつかの課題に直面しているようです。
これまで大規模改修に向けた設計委託が計4回にわたり発注されてきましたが、昨今の物価高騰に伴う価格超過や応札者の不在などにより、入札不調が続いている状況にあります。
ここで私たちが何よりも大切に考えなければいけないのは、今まさに学校に通っている生徒たちの生徒たちの存在です。
高校生活は人生の中でわずか 3 年間しかありません。
このかけがえのない貴重な時間を過ごしている在校生たちにとって、教育環境の改善が先送りにされることは、学びの機会や学校生活の充実に直結する切実な問題です。
子どもたちが少しでも早く、より良い環境で充実した日々を送れるよう対応を急ぐ必要があります。
これまでの入札不調の背景にある要因をしっかりと整理し、今後の発注に向けて価格設定や条件の見直しなど、実効性のある柔軟な対応を講じていくことが求められています。

そこで伺います。
銚子商業高校の大規模改修の進捗状況と今後の対応はどうか。

3点目は、県立高校の再編について伺います。
我が国の最重要課題である少子化の波は、ここ千葉県、そして私の地元である東総地域にも深刻な影を落としています。
具体的な数字に目を向けますと、本県において今年度中学校を卒業する生徒数は約 5万2600人ですが、わずか 8年後の令和16年度には約 4万4500人にまで減少する見込みです。
県全体で約 8,000人もの減少となります。
さらに深刻なのは、銚子市を含む第5学区の現状です。
第5学区における本年度の中学校卒業者数は約 1700人ですが、令和16年度には約 1200人まで落ち込むと試算されています。
実に約 3割 500人以上の激減であり、地域社会や地元高校に与える衝撃は計り知れません。
このような急激な少子化の進行は、県立高校の活力や魅力の維持において極めて厳しい局面を迎えていることを意味します。
生徒が切磋琢磨できる適切な学校規模をいかにして確保するか、そして地域に根差した多様な学びの選択をどのように守り抜くのか。
今こそ、中長期的かつ現実的な視点に立った実効性のある具体的な戦略が必要と考えます。

そこで伺います。
県教育委員会では、少子化が進む中、適正規模適正配置を踏まえた県立高校の再編にどのように取り組んでいくのか。

次に警察行政についてです。
まず、警察署での免許更新について伺います。
社会全体のデジタル化が急速に進む中、行政手続きのオンライン化や効率化は、県民の負担軽減に直結する極めて重要な課題であります。
とりわけ、多くの県民が定期的に行う運転免許証の更新手続きは、利便性の向上が強く望まれている分野の一つです。
こうした中、国においては、マイナンバーカードと運転免許証の一体化、いわゆるマイナ免許証の運用が開始され、新たなデジタル社会の基盤として普及が進められております。
本県における今後のデジタル警察行政の方向性や窓口の混雑緩和に向けた施策を検討する上でも、まずはこのマイナ免許証が現在県民の間でどの程度浸透しているのか、その現状を正確に把握することが不可欠であると考えます。

そこで伺います。
本県におけるマイナ免許証の保有状況はどうか。

議席隣の市川市選出、田中県議もしつこく質問していますが、私は地域が違いますので、自分なりの地域的な課題について質問いたします。
私の地元である北総地域は広大な面積を有していながら、千葉や流山の運転免許センターから距離があり、住民が更新手続きを行う際には、移動に伴う時間的、経済的な負担が非常に大きいのが現状です。
さらに、最寄りの警察署での手続きにおいては、即日交付が受けられないといった制約もあり、免許センターと同等の利便性を享受できないことに対する不満や改善を求める切実な声が地域住民から多く寄せられております。
今後、デジタル技術を活用した手続きの効率化を図ることを進めると同時に、こうした免許センターから遠い地域に暮らす住民が、身近な警察署等でより円滑に手続きを行えるよう、環境整備、すなわち地理的な格差の解消に向けた具体的な取り組みが強く求められています。

そこで伺います。
北総地域における運転免許更新手続きの利便性向上に向けた検討状況はどうか。

最後は警察官の待機宿舎整備計画の進捗状況について質問いたします。
県民の安全安心な暮らしを守るため、いかなる災害や重大事件事故が発生した場合であっても、警察組織が迅速かつ的確に初動対応をとれる体制を常に維持していくことが極めて重要であります。
こうした機動力の要となるのが、警察官の職住近接を可能にし、非常招集にも即座に応じられる環境を担保する待機宿舎の存在です。
しかしながら、本県が保有する警察官待機宿舎の多くは、建設から長い年月が経過し、老朽化や耐震性の課題を抱えております。
若い警察官の確保や士気の向上、さらには激甚化する自然災害への備えという観点からも、計画的な建て替えや長寿命化改修は一刻の猶予も許されない重要課題です。
県警ではこれまでも整備計画に基づき順次対応を進めてこられたと存じますが、現在の推進状況や今後の見通しを確認する必要があります。

そこで伺います。
待機宿舎の整備計画について進捗状況はどうか。

さらに、個別地域の具体的な課題について質問いたします。
本県東部の治安維持を担う銚子警察署においては、地域の特性として大規模な水害や地震、津波などの自然災害リスクを常に抱えており、緊急時における警察官の即応体制の確保が極めて重要視される地域です。
しかし、同所の待機宿舎においては、特に老朽化が著しく、居住環境の悪化による署員の生活への影響や災害時の安全性に対する懸念が地元からも上がっております。
地域の治安基盤を揺るぎないものとするために、全県的な計画の推進に加え、こうした看過できない課題を抱える現場への優先的かつ具体的な対応が強く求められています。

そこで伺います。
銚子警察署の待機宿舎の現状と今後の整備計画はどうか。

以上で壇上からの質問とさせていただきます。
知事はじめ執行部におかれましては、前向きかつ明快なご答弁をお願いいたします。


答弁(第1回目)


–議長
宮川太君の質問に対する当局の答弁を求めます。

知事、熊谷俊人君。

–熊谷俊人 知事
自民党の宮川太議員のご質問にお答えをいたします。

まず、広域連携に関するご質問にお答えをいたします。
人口減少による人材不足の深刻化やインフラ施設の老朽化などを背景に、市町村の行政サービスの維持確保は重要な課題となっていることから、県では地域振興事務所を中心に市町村との検討体制を構築し、地域の実情に応じた広域連携の取り組みを進めています。
具体的には、市町村からヒアリング等で把握をした課題やニーズを踏まえ、県からは福祉、インフラ、消費者などの分野における取り組み例等も示しながら、実効性のあるテーマを市町村に提案をし、行政運営の効率化や専門人材の確保につながる取り組みについて協議を重ねているところです。
県としては、必要に応じて外部専門家の意見も取り入れながら、引き続き市町村と協働し、広域連携の取り組みを具体化していくことで、持続可能な行政サービスの確保を図ってまいります。

次に、海づくり大会に関するご質問にお答えをいたします。
豊かな海づくりフェスタでは、招待者向けに来年度開催する全国豊かな海づくり大会のテーマやコスチュームデザインをお披露目するほか、漁船による海上歓迎パレードや真鯛などの稚魚の放流を行うこととしております。
また、来場者に対しては、千葉の海大使のさかなクントークショーなどのステージイベントのほか、千葉ブランド水産物や海の文化歴史などの紹介、水産物の販売、試食、魚のタッチプールでの触れ合い体験など、多彩な企画により本県の海の魅力を体感していただくこととしております。
フェスタの開催により、本県が海洋県であることを広く発信をするとともに、豊かな海を次の世代に引き継ぐことの重要性について理解を深めていただき、海づくり大会の開催に向けた機運を醸成してまいります。

私からは以上でございます。
他の質問につきましては、担当局長からお答えをいたします。

–議長
防災危機管理部長、久本修君。

–久本修 防災危機管理部長
まず、フェーズフリーの考え方を活かした事例についてでございますが、平時と災害時を問わず、施設や設備等を柔軟に活用するフェーズフリーの考え方は、地域防災力の向上に資するものであり、令和 8年8月の豪雨災害を通じて、その重要性を改めて認識したところでございます。
今回の豪雨では、県有施設を帰宅困難者の一時滞在施設として開設したほか、停電によりトイレが使用できなくなった集合住宅に対し、平時から県民向けのイベント等で活用しているトイレカーを派遣するなど、日頃から活用している施設や設備等を災害時にも有効に活用し、被災者支援に取り組んだところです。
今後は、今回の取り組みで得られた知見も踏まえ、フェーズフリーの考え方についてさらなる普及啓発を図るとともに、官民を問わず平時の利便性を高めながら、災害時にも活用できる施設や設備等の拡充を進めてまいります。

次に、福祉避難所にかかる市町村への支援についてのご質問ですが、災害時に高齢者や障害のある方、乳幼児など一般の避難所で生活することが困難な要配慮者の方が安心して避難生活を送ることができるよう、それぞれの状態に応じて適切な支援を受けられる体制が整った福祉避難所を確保しておくことが重要です。
このため、県では福祉避難所への介護用品、乳幼児用品などの物資の備蓄や、スロープや多目的トイレの設置など、施設のバリアフリー化に取り組む市町村に対し、財政支援を行っているところです。
また、財政面での支援に加え、市町村職員や福祉避難所の担い手となる社会福祉事業者等を対象として、災害時における要配慮者への支援に関する研修を毎年実施しているところであり、引き続き誰もが安心して過ごすことができる避難所環境の充実強化に取り組んでまいります。

以上でございます。

–議長
県土整備部長、四童子隆君。

–四童子隆 県土整備部長
まず、国道号東庄銚子バイパスについてのご質問ですが、国道号東庄銚子バイパスは、東関東道等と銚子市方面のアクセス強化を図る銚子市小舟木町から東庄町新宿に至る延長8,6キロメートルの道路です。
このうち銚子市桜井町から東庄町新宿までのバイパス区間4,4キロメートルを優先して整備を進めており、現在バイパスと利根川の堤防が並行する区間について、河川管理者である国と協議しながら道路道路の位置などを決定するための設計を実施しているところです。
今年度は事業内容にかかる地元説明会を開催する予定であり、引き続き地元の皆様のご理解とご協力をいただきながら事業を推進してまいります。

次に、県道下総橘停車場東庄線バイパスについてのご質問ですが、当該路線の現道は狭隘で屈曲していることから、安全で円滑な交通を確保するため、東庄町新宿から宮本までの2,6キロメートル区間でバイパスを整備しており、これまでに谷津から宮本までの1,6キロメートル区間を供用しております。
残る1キロメートル区間では、舗装工事や調整池工事が完了し、現在区画線などの安全施設工事を実施しているところであり、11月6日の開通を予定しております。

最後に、県管理道路における除草や防草対策についてのご質問ですが、県が管理する道路では、道路パトロールの結果や地域の方々からの要望などを踏まえ、路肩や道路法面などの除草を実施するとともに、コンクリートの打設により雑草の発生を抑制する防草対策の実施箇所を年々拡大しているところです。
また、銚子市内においては、今年度県道飯岡松木停車場線の三宅町地先における路肩及び県道愛宕山公園線の七井町地先における道路法面について、コンクリートの打設による防草対策を実施しました。
引き続き、県が管理する道路について、効率的かつ効果的な維持管理に努めてまいります。

以上でございます。

–議長
教育長、杉野可愛君。

–杉野可愛 教育長
まず、特別支援学校のスクールバスについてのご質問ですが、県立特別支援学校では令和八年月時点で全校のうち校でスクールバスによる送迎を行っており、運行台数は県保有が台、民間事業者への委託が154台で、計192台となっています。
県保有バスは購入から20年以上経過したものが多く、老朽化が進行していることに加え、運転手の確保、維持管理費用、故障時の迅速な対応などの観点から、委託による運行に順次切り替えているところです。
県教育委員会としては、県保有バスにおける日常点検や整備に万全を期すとともに、故障等により児童生徒保護者に負担が生じないよう、委託バスへの切り替えを進めるなど、安定的な運行に努めてまいります。

次に、県立銚子商業高校の大規模改修についてのご質問ですが、銚子商業高校では校舎全体の改修計画の整理を行っており、その中で緊急に対応が必要と判断した屋上防水及び空調設備の整備は大規模改修に先行して実施することとし、今年度設計業務を行い、来年度に工事を実施する予定です。
また、トイレの洋式化や照明の LED 化などについても順次改修等を進めるとともに、内外装や給排水設備の更新など、校舎全体の大規模改修は実施手法等の検討を進め、教育活動に支障が生じることのないよう努めてまいります。

最後に、県立高校の再編についてのご質問ですが、令和四年三月に策定した県立高校改革推進プランでは、県立高校の適正規模について、都市部では学年六から八学級、県東部南部では四から八学級を原則としているところですが、現在三割を超える県立高校で適正規模に満たない状況となっています。
そこで県教育委員会では、近年の中学卒業者数の減少等を踏まえ、令和年度に三組六校の全日制高校を統合し、学校規模の適正化を図るとともに、統合校に不登校生徒の実態に配慮したきめ細かな支援を行うコースを設置するなど、特色ある学校づくりを進めているところです。
今後も各地域の実情を踏まえたより良い高校の在り方や地域バランスに考慮した適正規模適正配置を検討していくとともに、多様で活力ある教育活動を展開できるよう、全県的な視野に立った再編に取り組んでまいります。

以上でございます。

–議長
警察本部長、青山彩子君。

–青山彩子 警察本部長
私からは警察行政についてお答えいたします。
まず、本県におけるマイナ免許証の保有状況に関するご質問ですが、令和八年七月末現在における本県のマイナ免許証保有者数は28万5181人で、県内の免許人口407万844人の約7%を占めております。
なお、保有状況の内訳は、従来の運転免許証とマイナ免許証との二枚持ちの方が22万2355人、マイナ免許証のみを保有する方が6万2826人となっております。

次に、北総地域における運転免許更新手続の利便性向上に向けた検討状況に関するご質問ですが、現在、北総地域における運転免許証更新手続の状況を踏まえ、従来の運転免許証の即日交付を実施した場合に見込まれる利用者数、手続の種類、必要な事務面積等について検討を行っているところ、国において運転免許情報をスマートフォンに記録する、いわゆるモバイル運転免許証の導入に向けた検討がなされていることから、その動向も踏まえ、引き続き検討を進めてまいります。

次に、待機宿舎整備計画の進捗状況に関するご質問ですが、令和七年度から令和八年度にかけては、老朽化した待機宿舎の建替工事を進めているほか、待機宿舎の集約整備を進めております。
引き続き、待機宿舎の整備方針について検討を進めてまいります。

次に、銚子警察署の待機宿舎の現状と整備計画に関するご質問ですが、銚子警察署の待機宿舎については、建築後約44年が経過しており、老朽化が進んでおります。
今後の再整備については、入居者の住環境に配慮しつつ、有事即応体制についても確保し、エリアごとの集約整備等を検討しているところであります。
引き続き、県有建物長寿命化計画に順次反映させ、計画的な整備を進めてまいります。

以上でございます。

–議長
宮川太君。


質問・要望(第2回目)宮川太 議員


–宮川太 議員
知事はじめ執行部の皆様、ご答弁ありがとうございました。
それでは時間がありますので、再質問と要望をさせていただきます。

はじめに、県内市町村との連携について要望します。
人口減少やインフラの老朽化は深刻であり、住民サービスを守るための広域連携は大変重要な取り組みです。
今後は市町村のヒアリングで把握した福祉やインフラなどの課題やニーズに寄り添い、それぞれの地域が導入しやすい具体的な提案をしていただくよう期待しています。
また、外部専門家の知見を円滑に活用できるような支援体制の充実も併せてお願いいたします。
引き続き、市町村との地域の市町村との地域の実情に応じた連携を深め、持続的な持続可能な行政サービスの確保を推進していただくよう要望いたします。

次に、フェーズフリーについて。
災害はいつどこで発生するか予測できません。
今回の豪雨で得られた貴重な知見を確実に蓄積し、今後の施策へ迅速に反映させていただくよう要望いたします。
また、地域防災力の向上のためにも、県民や民間の事業者へのフェーズフリーの考え方の更なる普及啓発を要望いたします。

次に、福祉避難所について要望いたします。
要配慮者が安心して避難できる福祉避難所の環境整備は極めて重要ですが、事業者が災害対応のための備品整備に取り組もうとしても、市町村の助成がなければ県の補助を受けられません。
ぜひ市町村の助成の有無に関わらず、県の補助が受けられるような制度設計について検討していただくよう要望いたします。

要配慮者への支援に関する研修の実施について、現場の対応力を高めるためには、実践的な訓練の場を増やすことが重要です。
社会情勢に応じて研修内容をグレードアップするとともに、市町村職員と社会福祉避難所、社会福祉事業者の連携がより強固なものとなるよう、実効性のある研修を継続していただきますよう要望いたします。

次に、豊かな海づくりフェスタについて。
本イベントは、千葉県の海の魅力や水産業の重要性を広く認識し、広く発信するための極めて重要な好機です。
一般参加者が本県の海の魅力を満喫できるようなイベントになるよう期待しています。
来年の大会本番を見据え、本フェスタを通じて豊かな海を次世代に引き継ぐ重要性が多くの県民の心に深く刻まれるよう、万全な準備と効果的な周知徹底を要望いたします。

次に、道路問題について要望いたします。
国道356号東庄銚子バイパスについて、地域とコミュニケーションを図りながら事業を推進していただきますようお願いいたします。
また、銚子バイパス八木拡幅について、地域の活性化のため、 1 日も早い開通に向けて両路線の整備を進めていただきますよう強く要望いたします。

県道下総橘停車場東上線バイパスについてですが、 11月6日の開通見通しが示されたことに感謝いたします。
残る1キロ区間の安全施設工事についても確実に進めて、予定通り開通させていただきますよう要望いたします。

防草対策について年々拡大しているとのことです。
県内全域の県管理道路における効率的かつ効果的な維持管理が引き続き推進されますよう要望いたします。

次に、県立学校について再質問と要望をいたします。
スクールバスの運行について、委託事業者への切り替えを進めていくとのことですが、委託にあたっては、委託事業者の安全管理体制や運転手の質が担保されなければ、児童生徒の安全な通学は維持できません。
県においては、切り替えを速やかに進めるとともに、いかなる事態でも運行が滞ることなく、児童生徒が毎日安心して通学できるようバックアップ体制の充実強化を要望いたします。

銚子商業高校について、校舎の老朽化は深刻であり、生徒の安全確保と教育環境の維持は一刻を争います。
つきましては、屋上防水と空調設備の先行工事を確実に遂行していただくとともに、洋式トイレ化や LED 化についても迅速に進めていただきますようお願いいたします。
また、校舎全体の大規模改修の実施手法について早期に確立し、改修事業を最速で進めていただきますよう強く要望いたします。

県立高校の再編整備について再質問いたします。
中学卒業者数の減少等を踏まえ、高校の統合を行い、学校規模の適正化を図るとともに、特色ある学校づくりを進めているとの答弁がありました。
先ほど申し上げたとおり、第五学区においては中学校卒業者数が激減する見通しであり、その中でも第五学区にある県立高校に進学する生徒を増やしていくには、特色ある学校づくりが必要不可欠と考えます。

そこで伺います。
第五学区にある県立高校において、特色ある学校づくりを具体的にどのように進めるのか。

次に、警察行政について要望いたします。
北総地域における運転免許手続きの利便性向上についてですが、従来、運転免許証の即日交付を実施することとした場合に見込まれる利用者数、手続きの種類、必要な事務面積等について検討を行っていただいていることに感謝申し上げます。
国のデジタル化の進捗と歩調を合わせつつ、地域の住民が将来にわたり適切な形で利便性を享受できるような制度設計の推進について要望いたします。

待機宿舎の整備計画についてです。
待機宿舎は一度に整備することはできませんが、一人でも多くの警察官が少しでも良い環境で勤務できるよう、待機宿舎整備計画を推進していただきますよう要望いたします。

以上で 2回目の質問と要望といたします。


答弁(第2回目)


–議長
教育長、杉野可愛君。

–杉野可愛 教育長
第五学区にある県立高校において、特色ある学校づくりを具体的にどのように進めていくのかというご質問ですが、令和九年度から銚子商業高校において、洋上風力発電に関する学びを本格実施するとともに、他校高校では空港関連の人材育成を目指した探究的な学びを実践するなど、県立高校の魅力化を図ることとしており、今後も地域関係者や教育関係者等からの意見を伺いながら、特色ある学校づくりを推進してまいります。

以上でございます。

–議長
宮川太君。


要望(第3回目)宮川太 議員


–宮川太 議員
ご答弁ありがとうございました。
最後に要望させていただきます。
特色ある学校づくりについてですが、地域関係者の意見を伺いながら進めていくとのことで、高校の魅力化が十分に図られることを期待しております。
この取り組みにより、遠方や県外からも意欲ある生徒が安心して通えるよう、通学環境の整備にも整備についても要望いたします。

以上をもちまして、私の質問を終わらせていただきます。
ありがとうございました。