ストリートカルチャーから未来に伝える

アートラインかしわ×SNOWBANKによるストリートカルチャーとアート、献血、骨髄バンク呼びかけのイベントが開催されました。

SNOWBANKの荒井dazeさんのお話にもありましたが、まちなかでストリートカルチャーに出会い「違和感」を持ってもらうというのは、これまで骨髄ドナーに関心のなかった方に関心を持ってもらえるチャンスです。

9月の議会でも、骨髄ドナーへの支援制度や骨髄バンク登録について議会で質問しました。いくら行政が登録を呼びかけたところで、登録という行動につなげることは大きな課題です。
骨髄バンクに登録 

これまでアートラインかしわは、まちなかでアートに出会う機会を作ってきました。
なかには、強烈な衝撃を与えるものもあります。これまで当たり前に思っていたことが、「あれっ?」となるような体験をされた方も少なくないはずです。※アートラインかしわ

johann(ヨハンン)のライブ

今回のイベントは、アートやストリートカルチャーによって、まちなかに「違和感」を投げかけ、考えるきっかけを与えてくれるものになればと思います。

このような機会があるのも、柏のまちの底力と感じます。
スタッフや参加者など関係者の方々だけでなく、苦情もあるかとは思いますが、開くことを認めてくれた地元の寛大な気持ちのお陰です。

私は、ちょうどバスケやスケボー、落書きやダンスなどヒップホップが流行った時代に中高生でした。
柏2番街でスケボーやダンスをしていた人たちに憧れていました。

その頃の方々が、今、大人になって、このようなイベントを企画し、社会貢献活動に参加しています。
それぞれ職場でも信頼を得たり、店を構えたり、事業を興したり、政治や行政のメンバーとなり、ストリートカルチャーを支える存在となっています。
そんな時代の変遷と成長も感じる機会でした。

閉塞した現代社会や停滞した地方経済に、ストリートカルチャーが風穴を開けるきっかけになればと願います。

ライブペインティングです。
小柳通りの治安やイメージアップ、使い方も課題となる今、こういった取り組みが増えることを望みます。

様々なワークショップイベントも開催されました。

スケートボード体験

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)