都市計画と児童・生徒急増による教室不足

 少子化という大きな流れの中、柏市内では、大型マンションの建設や大規模な宅地開発が進み、局地的に教室が不足しています。
 
 たとえば、高柳小学校では、昨年度、2棟目となるプレハブ校舎を新築していますが、これでも数年後には不足する心配があります。
 柏駅周辺においても、大型マンションの建設が進み、柏第一小学校、柏第三小学校、柏第五小学校では児童数が増加し、学区の見直しなど難しい課題を抱えています。
 
 教育を充実させ、子育て世代が、柏を選んで引っ越してくることを、市の方針としては示しているはずなのに、子どもたちを受け入れる小学校がいっぱいになっています。
 
 待機児童も共通した課題ですが、小中学校は、新設が難しいことや学区のことを考えると、より複雑です。
 
 3月の議会での代表質問で、柏市の見解を問い質しました。
 これに対し、学区の変更や校舎増設・特別教室の変更など、総合的に判断して対策を講じていきたいという答弁でした。
 小規模校についても触れ、市内の小中学校が適正規模を維持し、どの学校もよい環境が保たれるよう努めたいと示されています。
 
 私は、柏市としての見解を質問したわけですが、答弁は教育委員会の範囲内での答えにとどまっています。柏の都市計画や経済状況など、柏市全体として考えるべき課題です。
 学校や教育委員会だけでなく、柏市をあげて本気で取り組めるよう、引き続き、議会からも働きかけていきます。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)