豊かな自然環境を守っていくためにも、また環境基本計画を実現していくためにも、環境教育は重要です。教科書から学ぶだけでなく、本物の自然に触れて自ら学ぶ経験が、これからの教育に必要になってきます。
子どもの頃の自然体験には、
○五感を刺激する、
○好奇心が芽生え、探求心を持つようになる、
○感受性の発達、
○想像力が高まり、創造性を発揮する基礎となる、
○自然の生きものの繋がりを知るなど、
心の成長やことばも豊かにし、表現力、コミュニケーション能力をはぐくむと、実践されている方からお聞きしました(川瀬さん、ありがとうございます)。
また、自分なりの答えの導き方、他人の心を想像することがで きる思いやりの能力など、自然の中に身を置き自然を観察することで体感的に 獲得することが期待されます。
柏市のすべての子どもたちに、自然体験の機会が得られることを望んでいます。
今回は、学校だけでなく、柏の地域全体が学びの場となるような環境づくりについて質問しました。
たとえば、谷津田や水辺の生き物を観察し、調べ、情報発信し、地域の環境保全にも直接的に働きかけている部活動も存在しています。
※http://www.chuogakuin-h.ed.jp/…/…/yatunaritati/naritati.html
このような活動を支援し、新たな活動を促進していくことは、子どもたちの学びはもちろん、大人や地域を動かし、社会課題を解決していくことにもつながります。
柏市の持つネットワークやノウハウを、学校や教育機関などに提供していくべきだと考えます。
環境部からは、前向きな答えがかえってきました。
これから教育委員会とも話し合い、進めていければと思います。
※Freiburg(フライブルク・ドイツ)のOkostation(環境教育センター)
http://goodman.livedoor.biz/archives/52080259.html