ふだん議員は何やってるの?−中学生からの職業インタビュー

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中学校の夏休みの課題の職業インタビューに答えるという貴重な機会を頂きました。

市議会議員は、国会議員や知事と違い、テレビや新聞で報道されることはあまりなく、普段、何をしているか、また、どのような仕事をしているかが見えにくいかもしれません。

しかも、たまにニュースで目にするのは、権力争いやスキャンダル・不祥事といった政治家の本来の仕事とは関係ない内容が多いと感じます。

しかし、市会議員(地方議員)は、たとえば保育園など子育てや医療、介護、教育、ゴミ、道路、水道、防災、公園、図書館や公民館など、私たちの生活に密接することを話し合っています。

もっと、柏市議会(地方議会)の役割や私たちの活動を発信していかなければと痛感しています。

今回、中学生の質問に答えることは、できるだけ分かりやすく、自分の仕事を伝えるための勉強になりました。

せっかっくなので、内容を公開いたします。

【職名 市議会議員】

【1日の流れ(議会のない日)】
6:00 起床
6:45-8:30 駅に立ち市政報告演説 あるいは 事務仕事
10:00-11:30 打ち合わせ(相談や話し合いなど)
11:30-12:30 会食(食べながら情報交換)
13:00-16:30 会議
17:00-18:30 事務仕事(書類作成、執筆など)あるいは 夕食
19:00-21:00 会議(市民団体や自分の活動について)
21:00-23:00 会食(食べながら意見交換)
23:00-24:00 ブログ・SNSで情報発信

※夜は、これより遅くなることが多いです。
※事務仕事がたまってしまってしまいます。
※生活と仕事が一体なのでプライベートはありませんが、子どもと過ごせる時間は多いです。

【仕事の内容と特色】
市議会では、市民の生活を良くするため、必要なことを話し合って決めたり、提案したりします。税金の使い道を決め、市役所の仕事をチェックし、柏市の決まりを作り、よりよい社会となるような提案をします。そのために、他の自治体の取り組みを視察したり、地域の人からお話を聴いて研究しています。

【働く中で、どのようなことが楽しく、やりがいを感じるか】
私は高校の教員でした。1つの教室や学校だけではなく、柏市内すべての学校をより良くしようと、柏市全体に働きかけられることは、市議会議員ならではの仕事です。

素晴らしい活動が、個人の頑張りではなく、これからも続けられるような制度を作ったり、市役所や企業や学校とのコラボレーションを後押しすることもできました。

【働く中で大変だと思うこと】
様々な考えの方々がいるので、必ず賛成する人も、反対する人もいます。それでも、どちらかに決めなければなりません。友情や義理人情よりも、公正や公平が大切な仕事です。友達や恩人に不利になるような選択をしなければならない時もあります。

【中学校時代はどのような生活を送っていましたか】
友達と真剣に遊んでいました。ふざけたり、喧嘩したりで、先生には怒られてばかりでした。
剣道部に入り、学校での稽古が終わったら、道場にも通い稽古していました。
生徒会役員として、みんなの前で話したり、文化祭など学校行事を企画し、提案できたことは今の仕事に活かされています。

【どんな人に向いていますか。必要な資格は。】
人の心をつかむ力が必要ですので、人気者は向いています。その一方で、孤独に耐え、仲のいい友達にも厳しい意見を言える人でないと務まりません。

※資格は「日本国民で満25歳以上の者」で、「連続して3カ月以上、市内に住所のある者」。

【この仕事をする中学生にアドバイス】
ゲームと違い、一人ひとりの生活を左右してしまいます。世のため人のために働きたいという「覚悟」さえあれば、誰でもできる仕事です。

30~40年先の柏市が、どのようになっていてほしいか?

ぜひ、よりよい未来をつくっていきましょう!

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投稿者:

山下 洋輔

柏市議会議員。柏まちなかカレッジ学長。元高校教諭。2児の父。 教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 (社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 教育コンサルタント山下洋輔事務所設立。 2011年9月から柏市議会議員。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)