4月23日、サン•ジョルディの日。
本と薔薇を贈り合う文化を広めようと、柏まちカレ図書館では取り組んでいます。
Kingfisher Garden (フィッシングセンター)にて、柏まちカレ図書館メンバーで実験的に本を贈り合いました。
お花は、「絵本といけばな展」も開かれている戸祭瑞香子先生にご協力いただきました。
サークルの中央に、本の中から花が出ている作品です。周囲の雰囲気に合わせ、野の花が生えてきたようです。
シェークスピアにちなんで、ハーブが生けられています。
どの本をプレゼントしようか、真剣に考えました。大切な人に贈りたい本を選ぶ喜びを味わうことができました。
スペインのカタルーニャでは、伝統的にサン•ジョルディの日に、男女が赤いバラなどを贈りあうという、バレンタインデーと似た風習があったそうです。
4月23日は、『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスの命日であり、シェイクスピアの誕生日ということで、カタルーニャ地方の本屋が本を贈ろうというプロモーションとして始まったようです。
もともと柏まちカレ図書館は、柏のまちなかにあるお店や公共空間を図書館の本棚と見立て、本と人、人と人、人と街とを繋いでいこうという活動です。
本を贈り合う文化を根付かせていくことも、私たちの活動に通じるものです。
これから本や花の関係する企業や団体と連携しながら進めていきたいとも考えています。
日本の「本の日」にあわせ、11月始めに、柏駅前にて開催しようと計画しています。来年のサン•ジョルディの日には、いろいろと準備していきたいです。
ご興味ご関心おありの方、ぜひ、一緒に作っていきましょう。