柏市でも、ロケット戦闘機「秋水」燃料庫や高射砲訓練棟や飛行場跡など、戦争遺跡の保存について議論されています。
柏の葉、豊四季団地、日立台、市立病院、市立病院、麗沢大など、戦後の柏の工業や経済の発展と現在の柏の成り立ちを考える上で、軍事遺跡は重要な歴史です。
さて、筑波海軍航空隊記念館を見学しました。
筑波海軍航空隊は、1934年に霞ヶ浦海軍航空隊友部分遣隊として設置され、4年後に独立。多くの海軍飛行予科練習生の出身者が入隊しました。
44年に零戦が配備され、戦況悪化により「神風特攻隊筑波隊」が発足。学生ら約70人の尊い命が特攻により失われました。
県立病院の一部として使われてきた司令部庁舎は、病院移転後の2013年12月20日から、筑波海軍航空隊プロジェクトにより、期間限定公開されていましたが、その後延長されリニューアル後の2018年6月3日に恒久施設となりました。
柏の戦争遺跡の保存について、この事例から学びたいです。