理想の学校を求めて②-Green School での学びのスタイル

Green School グリーンスクールでは、デューイの示したLearning by doing を実現しています。

鶏も育てています。
食べ物はどうして食卓にのぼるのか、お金はどのように得られるのか。命を頂くとは。
プロジェクト型の学びで、MBAの経営知識などを使うにも、数字や理論だけでなく、血の通った考えを身につけることを目指しています。生活や生きた社会を教材に、学んでいます。

水資源を意識させられます。トイレは水で流さず、資源にしていきます。
トイレは水洗ではなく、コンポストでした。
堆肥化できるようになっています。

そのほか、落ち葉や草、魚糞、残飯も堆肥に活用しています。
堆肥を研究し、土づくりから取り組んでいます。

農作業などはNGOと協力し、生産から加工、販売が、校内で行われています。
6次産業的な取り組みに加え、環境教育に生かされています。
The Kul Kul Farm   http://kulkulfarmbali.com

ファブラボのような施設もありました。イノベーションを起こすプロジェクト型の学びが展開しています。
竹のバイクや車も開発されていました。

校内にリサイクルセンターが設置され、外部からも資源ごみを受け付けていました。
廃材を活用して、ろうそくやオイルなどが開発されています。

グリーンスクールから、Bye Bye Plastic BagsというNGOも羽ばたきました。

まさにSDGs(持続可能な開発目標)に向けた学びです。

卒業後の話をお聞きすると、すぐに大学に進学するというのではなく、起業したり、活動したりする卒業生も多いようです。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)