理想の学校を求めて①-Green School の概要

バリ島(インドネシア)の Green School を見学し、帰国しました。
https://www.greenschool.org旅費は私費で、学校のHPから見学を申し込みました。完全にプライベートです。

見学したことを数回に分けてご報告いたします。

数学、科学、社会学、外国語、文化研究などの学業に勤しむのはもちろん、キャンパス内での農作業や家畜の飼育、チョコレート作りから販売などの課外活動や周辺住民との交流を通じて、自主的かつ積極的に考える力、学ぶ力に身につけさせようとしています。

プレ幼稚園、幼稚園、小学校、中学校、高校のクラスがあり、世界中から集まった 200名以上の子どもたちが 学んでいます。

ミッションは「21 世紀を担う子供たちに”地球人”としての責任を全うする力をつけさせる」こと。

自然の中でのびのびと子供の自主性や創造力を育むことが目指されています。

環境負荷の少ない地元の竹で建てられた Green School の校舎は、再生可能なエネルギーで自給自足しています。 

地域と共生することが考えられ、地元の子供たちもこの学校で学ぶことができるように、奨学金制度を設けています。

※在校生にお聞きしたところ、地元の奨学生は1割に満たないのではないかとのこと。

また、計画段階から地元住民と密接にコミュニケーションをとり、新しい雇用を創出し、 コミュニティに還元しています。 

守衛や校舎の維持管理など、スタッフが多いことに驚きました。

創設者のスピーチ
https://www.ted.com/talks/john_hardy_my_green_school_dream

竹の建築について

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)