今年度から開校した柏の葉中学校の開校式典に参列させて頂きました。
市内21番目の中学校です。
「LGBT」など性的少数者にも配慮した制服が性別に関係なく誰でも自由に選べる制服を導入したことで、開校前には全国ニュースにも取り上げられた学校です。
柏の葉小学校と施設を共用し、共同行事を行うなど小中連携教育が実現します。
小•中の授業時間の違いから、平常時はチャイムは鳴らさず、時計を見て行動すると聞きました。素敵ですね。
省エネや環境教育のための太陽光発電など環境に配慮した建物です。
また、雨水•井戸水の貯留設備や防災トイレなど、防災の拠点としても考えられています。
議会でも質問しましたが、地域に開かれた学校図として、学校図書館を開放することについて、現段階では実現していませんが、図書館専用の入口が用意され、いつか地域の拠点ともなる学校図書館となるような準備はされていました。
音楽室、技術室、理科室、家庭科室など特別教室は、素敵な教室でした。
教科にあった教室に生徒が移動して学ぶドルトンスクールの考えに立ち返ることができました。
調理室は夜間開放し、生涯学習や地域コミュニティの活性に役立てるなど、実現させて欲しいです。
「柏の葉だけ、新しく立派な校舎は不公平だ」という声をお聞きしますが、古い校舎に新しい校舎を合わせるのではなく、これからの教育のあり方に備えて、市内すべての学校をリノベーションしていくべきだと考えます。
柏の葉中学校の普通教室を見学し、従来の教室の延長といった感想を持ちました。
これから30〜40年にわたり使われる校舎です。文科省からも、これからこ学びのあり方が示されています。
これからの教育の形を、施設の面でも実現させて欲しかったと残念に思うところもありました。これからの施設を建設する技術はあっても、生徒と教職員の使いやすさや「不公平だ」という市民の声の結果だと思います。
これからの生徒たちのご活躍と学校と地域の発展のため、私たちも議会の内外から支えていきます。