日常から自転車で移動し、自転車のまちづくり構想を考えています。
土浦駅周辺とつくば霞ヶ浦りんりんロードを結び、自転車によるまちづくりの動きがあります。
2019年秋以降に、土浦駅にプレイアトレがオープンし、自転車乗りのホテルやショップが入る予定です。土浦駅周辺のつくば霞ヶ浦りんりんロードのスタート地点に、サイクリングを楽しむためのベースキャンプがまもなく三月下旬に開業する予定です。
※JR土浦駅ビル・ペルチ土浦が自転車リゾート「PLAYatre」に–ホテルも併設
JR東日本では、房総で自転車を折りたたまずに輪行できるサイクルトレインを運行しています。JR常磐線にもサイクリングトレインが走るかもしれないという情報も耳にします。
同じ常磐線エリア全体で仕掛け、柏駅周辺もこの機会を活かすべきです。
※2018年3月16日追記 「土浦の動きと柏の自転車まちづくり」の内容について、情報が公表されました。 4/22にはサイクリングトレインが常磐線を走ります。
日本最大級のサイクリングリゾートが、JR土浦駅に2018年3月29日(木)、第1弾OPEN!
※JR東日本のサイクルトレイン「B.B.BASE」に初乗車 愛車と一緒に房総までの快適輪行 – cyclist
柏駅周辺に関しては、手賀沼周辺とを自転車道で結ぶことにより、手賀沼周辺に都内から電車でも人を呼び込むことになり、柏駅周辺でも食事や買い物等の需要を開拓することができます。
郊外のショッピングセンターにはない中心市街地ならではの魅力を伸ばしていく上でも、柏駅周辺が手賀沼につながる自転車道の玄関口となることは重要です。
柏駅前に自転車のための施設を設置することも提案しました。
ファミリ柏前やスカイプラザ前のウッドデッキにて、組み立てられている方々もいます。何か自転車利用者にうったえかける施設として、シャワー室などもあればという声をお聞きします。
自転車交通は、マイカーの抑制と交通渋滞の緩和、地球温暖化対策、市民の健康増進だけではなく、サイクリングロードで郊外と結ぶことで中心市街地の活性化にもつながります。
自転車交通の推進は、他の公共交通の整備と比べ財源の負担が軽く、市民の移動の利便性に優れ、貴重な都市空間を節約しながら市民の移動の自由を提供できる費用対効果の高い政策と言えます。
ドイツのミュンスターやアメリカオレゴン州のポートランドでは、自転車のまちづくりによって、自転車産業など地元産業の創出と交通環境の整備により、中心市街地が活性化したモデルとして注目されています。
柏市でも20年以上前から緑園都市構想で自転車のまちづくりの考えが示され、現在は自転車総合計画にまとめられています。
サイクリングロードのネットワーク形成について、前の議会にて、下水ではなく河川として整備することで生まれた土手を活用して、市内の自転車ネットワークを形成することについて質問いたしました。
※これからの開発は緑を壊すのでなく、産み出していく
今回は、市内だけではなく広域に考え、市外の自転車道との接続について質問しました。
柏市には、手賀沼周辺や利根川沿いに自転車にとって魅力的な環境がありますが、それだけでは全国から人を呼び込むものではないと思われます。
しかし、利根川や江戸川、小貝川、霞ヶ浦やつくばなど周辺のサイクリングロードとつながることでその価値は高まるものと考えます。