柏市の農業を知るために、視察しました。
・手賀沼フィッシングセンター
・鷲野谷(eagle137、わしのや農園、鷲野谷農業交流拠点)
・染谷邸の長屋門と土塁(柏市景観重要建造物)
・道の駅しょうなん
・野菜レストランSHONAN
・柏市公設総合地方卸売市場
・あけぼの山農業公園
・ろじまる
・NUIZAEMON(ぬいざえもん)
これからの街は、環境や多様性が鍵となる。
たとえば、地産地消(Farm to Table)のレストラン、ファーマーズ・マーケット(農家市)、素敵なパン屋、おいしいワインやお酒、こだわりのカフェ、信頼できる食料品のあるスーパーやお店、自動車より自転車や歩行者を優先する街路、大量生産よりもこだわりの手作り品、競争よりも共生など、生活の質を大切にしたまちが注目されるようになってきたと感じる。
柏は都内まで電車で30分圏内に位置する一方で、手賀沼や利根川をはじめとする豊かな自然環境が近くにある。柏駅前には個性的な飲食店が集積する一方で、農業も盛んである。
一地方都市にすぎない柏には、都内の都市には真似できない強みがある。
柏市は、農業が盛んで、市内では豊富な種類の農産物が作られており、さらに、直売所やファーマーズ・マーケット、収穫祭や飲食店を巻き込んだイベント等も多く催され、農業者だけでなく様々なジャンルの人々が関わりながら、活動が行われている。
柏産の農産物とそれらを使った食品や料理をブランド化していく動きも出ている。
NUIZAEMONさんは、幻霜ポークの革を使った柏レザーや農作物を荒らすキョンの革や角を使った製品を販売している。
生産者と消費者をつなぐ地産地消の飲食店や交流の場となる農家レストラン。
親子で遊び、自然体験を楽しめる体験農園。
高齢者の経験や農村の暮らしを伝える場にもなる農家民泊。
環境と健康と歴史文化を意識したフットパス。
東京オリンピック・パラリンピックが終わった後も、海外や首都圏の人が訪ねたくなるような観光政策、エコツーリズムを打ち出せるかどうか。正念場だ。