助け合える仕組みーこれからのコミュニティのあり方

柏中央地域ふるさと協議会地区社協部会主催の「地区懇談会」にて、「地域の支え合い活動」について話し合いました。

最初に、柏中央地域「たすけあい活動」に関するアンケート結果の中間報告。
ゴミ出し、草取り、外出付添い、洗濯、掃除、買い物、調理、交換作業など、利用したい支援と妥当な金額の報告は興味深いものでした。

柏まちなかカレッジの地域通貨での実験を活かすことができればと考えています。

柏中央地域は、柏市の中央に位置する柏駅周辺の地域です。ほぼ柏五小の校区と重なります。
総人口は26,742人、14歳以下比率12.3%、高齢化率20.6%、要介護率14.5%(2017/4/1現在)

全体では人口減少の中、マンションが建ち、人口が増加する地域。
商業地域から暮らしの場へと変化しています。
新しいコミュニティのあり方を模索しなければなりません。

これからゴミ出をどのように支援していくか?
昔ながらのコミュニティの付き合いがなくなってしまっている地域では、新たに支え合い活動を組織していく必要が出てきています。

収集場所は、町会境では、町会組織を越えて、協力していくことも大切との意見も。

介護保険を使ったゴミ出しではなく、コミュニティの中での共助である支え合い活動を組織できるかどうか、社会全体の課題です。

子ども会を町会の高齢者がサポートしている事例をお聞きし、私たちの町会でも参考にしたいという意見が出ました。

働き盛りで、子育て世代の子ども会役員の負担を軽減することにもなります。

子どもを中心に活動していくことが、地域コミュニティの明るい未来につながると思います。

柏市内(しいの木台、高柳周辺)で「支え合い活動」を組織的に実践されている「ハートネットしいの木」さんの事例発表をお聞きすることができました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)