エネルギーと都市計画

CASBEE柏Sランクの京葉ガス柏ビルを見学。

CASBEE柏とは、どれだけ環境に配慮された建築物であるかを評価するシステムとして、国土交通省の支援のもと、「産・官・学」の共同により開発されたものを基本に、柏市の地域特性に合わせて独自の評価項目や評価基準を加えたもので、「質の高い生活(健康・快適等)を省エネ・省資源で実現されているか」を評価するシステムとのことです。

建築物の省エネルギー対策や長寿命化、周辺のまちなみとの調和、緑化対策など、総合的な環境配慮の取り組みを進めるために、市は柏市建築物環境配慮制度(CASBEE柏)を推進しています。

太陽熱空調、ガスエンジン発電機、GHPエグゼア(超高効率ガスヒートポンプエアコン)、事前換気•採光、地中熱利用、免震装置などをご説明頂きました。

エネルギー政策や健康長寿のまちづくりについての意見交換もでき、有意義な時間でした。

12月の議会で提案したエネルギーの地産地消やシュタットベルケを参考にした地域インフラホールディングスについてもお話しさせて頂きました。
エネルギーの地産地消と地域インフラホールディングス

高齢化した今日の日本での不慮の死亡事故では、交通事故よりも、窒息や転倒(家庭内』、溺死(湯船)が多くなっています。
風呂場や脱衣所を温め、ヒートショックを防ぐことができれば、寿命も延びます。

実際に、東葛地域の生活に密着した事業を運営される企業から、お話をお聞きできたので、これからの活動に繋げていければと思います。

そういえば、新婚旅行はポートランドでLEED認証も取得されているGLUMACやZGFアーキテクツのビルを妻とご案内いただいたことを思い出しました。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)