松戸市の「新拠点ゾーン整備基本構想素案市民説明会」を聞いてきました。
図書館など文化の拠点を柏駅前に提案していくためにも、見逃せない説明会です。
柏駅周辺のこれからにも影響のあることなので、松戸駅周辺の関係者へのお話をお聞きするなど、情報を収集し、今後の動向を注視していきます。
松戸駅周辺まちづくり委員会委員長でもある福川裕一先生のご説明をお聞きしました。
「松戸駅周辺の文化の香る、にぎわいあふれる広場へ」という基本構想に対し、傍聴者から「•まちのにぎわいだけ取り組んでもらえばよい、•文化的な要素は必要ではない、•行政が文化に手を出さなくてもよいのでは」との質問がありました。
福川先生から、以下のような趣旨の答えがありました。
•これからの商業はこれまでの物販飲食だけでなく、文化的な要素が必要。
•文化は一経営者だけでなく、大規模な力が必要。
•文化は社会で育てていくものでもあり、公的な支えが必要。
ブライアンパークや南池袋公園の事例を説明されていました。
この計画の対象である法務局の前にある松戸中央公園をふくむ高台やまた川沿いの環境には、大きな可能性を感じます。
伊勢丹の撤退で注目される松戸駅周辺。
松戸駅から、この新拠点ゾーンの間の再開発についても、動向を注視していきたいところです。