自家用車がなくても快適に暮らせる公共交通の整った街の実現を目指します。
自転車の走行環境も整えていけるよう働きかけていきます。
生活に根ざした議論をするため、私生活では自家用車を所有せず、公共交通機関を利用しています。
それ以外は、すべて自転車で移動しいます。柏市内でしたら、雨が降っていなければ、自転車で何とかなっています。
いま、子どものお稽古事やスポーツにも車は不可欠です。スポーツなど様々な体験は子どもの学力につながり、学力格差の心配もあります。
いま、高齢者の運転免許返上の動きもありますが、通院や買い物に不便です。
車社会となり、郊外のショッピングモールが発展する一方で、近くの商店がなくなってきています。
「買い物難民」の問題も出ています。
人口が減少していくこれから、廃止されるバス路線も出てきます。
高齢者が家にこもるのではなく、歩いて街に出ることで、医療費の削減にもつながりますし、街のにぎわいにつながります。
ドイツのフライブルクの交通局でお話をお聴きし、印象に残っているのは、「市民の移動を行政が保障する」と言う姿勢です。
交通空白地帯を何とかしようと、コミュニティバスや地域の支え合い体制などについて議論されています。
人工知能の発達もふまえ、これからの自動運転やウーバーのようなライドシェアといった新しい考えも取り入れ、まちづくりを進めていくべきと考えます。
安心して歩ける歩道や、自転車を安全に乗ることができる環境整備も課題です。
たとえば、柏市東口から手賀沼までの道路に、自転車道や自転車ナビマークを設置するなど、自転車が走りやすい道をネットワーク化することについて、議会で提案してきました。
柏駅から、自転車ですぐの距離に、手賀沼があることは、柏市の魅力です。しかし、道が分からないという声も多く聞きます。
手賀沼や利根川には、走りやすい道があります。自転車道などを設置して、これらの道をネットワーク化することは、非常に意味があると思います。