おしゃべり鑑賞会

アートラインかしわの「おしゃべり鑑賞会」に参加。

アート・コミュニケーターと一緒に、参加者同士で話し合うことで、自分一人で鑑賞していただけでは気づかなかった視点が得られました。

同じものを観ているのに、違う見え方をしていたのに気づかされました。

読書会のように、一人だけではなく、みんなで分かち合う鑑賞ですね。

同じグループだった小学生の女の子の意見はユニークで、刺激を受けました。

鑑賞が、広がり、深まりました。
現代アートは難しいと思われたり、訳がわからないと思われがちですが、おしゃべり鑑賞会に参加すると、もっと身近に現代アートに触れられます。

このような機会がもっとあればと、切に願います。

海外の美術館では、対話型鑑賞のグループを見かけていました。

対話型美術鑑賞は、美術作品を鑑賞することで、観察、解釈、根拠の持った考察、意見の再検討、複数の可能性を追求する力を育てると言われています。

学校での算数や理科、社会の教科学習では、ある程度の答えが予想されるので、「見当はずれのアイデアだったら恥ずかしい」と思ってしまいがちですが、現代アートでは発言しやすいものです。

絵のどの部分を見て、どのように考えたかと発言するので、論理的な思考力が養われます。言葉で指摘するので、言語的な表現力も鍛えられます。

いろんな活動に取り入れてみたいと考えています。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)