アートラインかしわで毎年楽しみにしているハウディモール/柏駅前通り商店街振興組合での企画「Kashiwa Links Tohoku at HowdyMall 白崎映美&東北6県ろ〜るショー!!」でした。
東日本大震災後、東北各地を周りながら生まれた音楽。
土着の、命の力強さがあふれる祭りが、ハウディモールに現れました。
いつもの街を歩いていたら、異様な光景に出くわす。
もし、落ち込んでいて、元気のなかった人だったら、気持ちが明るくなったかもしれない。
もし、気になる異性と歩いていたら、思い切って告白するかもしれない。
そんな力を感じます。
毎年、アートラインかしわのイベントを巡って、街ゆく人々に様々なドラマが生まれているのではないでしょうか。
そんな短編集でも書いてみたいです。
昨年、アートラインでの作品に対して、いかがわしく、公共空間で設置するのは不適切と批判した市議会議員もいました。
しかし、毎年、このハウディーモールでは、もっとすごいことが起きています。
革命アイドル暴走ちゃん(2016)、吉本大輔(2015)、伊藤キム(2014)、渋さ知らズ(2013)、YAS-KAZ(2012)、ギリヤーク尼ヶ崎、坂本長利、石井満隆(2011)、山海塾・岩下徹(2010)、西村記人、山下洋輔、矢部直(2009)、田中泯(2008)、大駱駝艦(2007)、グライダーマン(2006)、それ以前にもカリヨン祭などすごい企画が繰り広げられています。
まぼろしまさきさんのパフォーマンスや天井桟敷の青空劇場など、先輩方からお話をお聴きしています。
「文化の力で、新しい価値を創る」とか「まちの魅力を発信していく」と政治家などは表現してしまいがちですが、そんな生ぬるいものではないかもしれません。
アートには、この閉塞した時代の空気を壊してくれる力を感じます。
毎年、企画される関係者の方々はもちろん、このようなイベントを許してくれる柏の街の方々や応援する人々に、本当に感謝しています。