アートラインかしわの「おしゃべり鑑賞会」に参加。
アート・コミュニケーターと一緒に、参加者同士で話し合うことで、自分一人で鑑賞していただけでは気づかなかった視点が得られました。
同じものを観ているのに、違う見え方をしていたのに気づかされました。
読書会のように、一人だけではなく、みんなで分かち合う鑑賞ですね。
同じグループだった小学生の女の子の意見はユニークで、刺激を受けました。
鑑賞が、広がり、深まりました。
現代アートは難しいと思われたり、訳がわからないと思われがちですが、おしゃべり鑑賞会に参加すると、もっと身近に現代アートに触れられます。
このような機会がもっとあればと、切に願います。
海外の美術館では、対話型鑑賞のグループを見かけていました。
対話型美術鑑賞は、美術作品を鑑賞することで、観察、解釈、根拠の持った考察、意見の再検討、複数の可能性を追求する力を育てると言われています。
学校での算数や理科、社会の教科学習では、ある程度の答えが予想されるので、「見当はずれのアイデアだったら恥ずかしい」と思ってしまいがちですが、現代アートでは発言しやすいものです。
絵のどの部分を見て、どのように考えたかと発言するので、論理的な思考力が養われます。言葉で指摘するので、言語的な表現力も鍛えられます。
いろんな活動に取り入れてみたいと考えています。