たまたま図書館で手に取った『大隈重信演説談話集』をパラパラとめくりました。
学生時代、大隈重信の演説レコードを聴いた記憶があります。
※https://www.waseda.jp/…/contents/2011b/1258/258g.html
本書には、政治、教育、学問、社会、そして人生について、大隈重信のビジョンが示されています。
女子教育の推進や女性の地位向上など、女性へのメッセージもあります。
政治はいかにあるべきか、世界平和のためにを説いています。
たとえば、大隈重信は「余が平和主義の立脚点」の演説の中で、「『武装的平和』による軍拡は、税負担と国民の生活難をまねくとして、軍隊を解散して生活産業にふりむけることを提供する。〜中略〜そして国家の存在を前提としつつも、国際紛争は軍事力ではなく、『仲裁裁判』で解決すべきことを提唱している。」といった内容を示しています。
歴史的なアプローチとグローバルな視点をもった内容です。