進取の精神、学の独立

たまたま図書館で手に取った『大隈重信演説談話集』をパラパラとめくりました。

学生時代、大隈重信の演説レコードを聴いた記憶があります。
https://www.waseda.jp/…/contents/2011b/1258/258g.html

本書には、政治、教育、学問、社会、そして人生について、大隈重信のビジョンが示されています。

女子教育の推進や女性の地位向上など、女性へのメッセージもあります。

政治はいかにあるべきか、世界平和のためにを説いています。

たとえば、大隈重信は「余が平和主義の立脚点」の演説の中で、「『武装的平和』による軍拡は、税負担と国民の生活難をまねくとして、軍隊を解散して生活産業にふりむけることを提供する。〜中略〜そして国家の存在を前提としつつも、国際紛争は軍事力ではなく、『仲裁裁判』で解決すべきことを提唱している。」といった内容を示しています。

歴史的なアプローチとグローバルな視点をもった内容です。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)