子どもが安心して通え、豊かに育つ通学路を

通学路の安全について、現地調査。
今日は、通学路のパトロールをされている保護者の方からお話をお聞きし、通学路を歩きました。この通学路に限らず、日々、危険な場所についてご意見を頂き、行政の道路関係部署や教育委員会と話し合っています。

警察や周辺住民との話し合いも必要で簡単ではありませんが、自動車の通行を制限し、通学児童生徒を優先させるべきと考えます。

警察や道路部局へ要望していて思うことは、渋滞してしまうなど、自動車の都合により、子どもたちの危険が放置されてしまっていることです。

道路を広げることは、もはや難しいと思いますが、一方通行にして歩道を広げたり、通学時間帯は車両制限したり、自動車の速度を抑制するカマボコ型のハンプを設置したり、何かしらの対策はできるはずです。

道路を広げても渋滞解消には効果が薄いという研究もあります。
バスや公共交通や自転車道を充実させ、自家用車からの転換させる交通政策も必要です。

交通安全だけでなく、防犯面も課題です。

我孫子市で小学校三年生の児童の遺体が見つかるという事件がありました。
安全で、安心して通える通学路は、保護者の強い願いです。

現在、PTAや地域の方々のご協力でパトロールが実施されていたり、防犯カメラが設置されています。

かつて通学路は、学校や家庭では学ぶことができない、子どもの社会性を成長させる貴重な場でした。
そういった場を、整備することは私たち大人の責任と考えます。

今から5年ほど前、議員になりたての頃に、通学路について質問した内容を読み返しました。
※子どもが豊かに育つ通学路

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)