7月末、三井物産のサス学アカデミー2016にファシリテーターとして参加させてもらっていました。
2016年度は「未来の”くらしやしごと”を創りだそう」をテーマに、日本科学未来館でのワークショップも行われました。
5日間、2050年に5つの都市(人口百万人以上のメガシティ、人口減少高齢化の地方都市、砂漠都市、宇宙都市、発展途上国の都市)にいるという想定で、5つのチームに分かれ、その都市の課題を乗り越え、より良い社会となるようなテクノロジーや社会システムを生み出し、そのために何をすべきかを、具体的に考えました。
ちょうど最新号のWIRED (VOL.24)は、「新しい都市」でした。
人工知能やロボット、シンギュラリティ、自然、コミュニティ、災害、記憶や伝統、砂漠や南極などの極限環境、宇宙で暮らすなど、まさにサス学アカデミーで話し合ってきたことが、この雑誌に盛り込まれていました。
ちなみに、サス学アカデミーでは、私は人口減少高齢化の地方都市のファシリテーターでした。
私自身、地方都市の議員ですので、少子高齢化の地方都市は、まさに現実的な課題でした。難しく、気持ちが重たくなるテーマですが、子どもたちの話し合いを聴いていると、乗り越えられそうな気がしてきました。
前向きで、創造的なアイデア。そして、困難な時でも、勇気と希望を与えられるリーダーシップ。
参加されたメンバーの一人ひとりにリーダーとなる素質があると感じました。これからのご活躍が楽しみです。
私も子どもたちから、私も沢山のことを学ばせて頂きました。