市民の命を守る政策 −防災と環境

日本科学未来館を見学。
夏休みに入った子どもたちの他に、海外からの観光客も沢山いた。 image

常設展の「100億人でサバイバル」から考えさせられた。

予測できない気候変動、自然災害、パンデミック、テロなどへの脅威に、都市はどのように備え、持ちこたえ、より強く立ち直るか?
https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/world/earth/missionsurvival.html

都市計画、環境、福祉、経済、市民協働など、これまでの行政が取り組んできた「防災」とは別次元の議論が必要と感じた。

これは政治や行政だけでなく、ビジネスでも注目されてくるだろう。

4月に富山市を視察した時に、「地震などの危機や人口減少などの脅威に対して回復する力のある都市」であるレジリエンスシティにロックフェラー財団から選ばれ、支援をうけているという話もお聞きした。

それ以来、このロックフェラー財団の取り組むレジリエンスシティ(100 Resilient Cities)の動きも注視し、まちづくりについて考えてきた。
100resilientcities.org/

image「100億人でサバイバル」の総合監修者である毛利衛さんのお考えにも触れられることができ、目先の対応だけでなく、気候変動への理解や環境への配慮など、大きな視点で、市民の命を守る政策を考える必要があるということがわかった。

投稿者:

山下 洋輔

千葉県議会議員(柏市選出)。 元高校教諭。理想の学校を設立したいと大学院に進学。教員経験、教育学研究や地域活動から、教育は、学校だけの課題ではなく、家庭・地域・社会と学校が支え合うべきものと考え、「教育のまち」を目指し活動。著書『地域の力を引き出す学びの方程式』 2011年から柏市議会議員を3期10年を経て、柏市長選に挑戦(43,834票)。落選後の2年間、シリコンバレーのベンチャー企業Fractaの政策企画部長として公民連携によってAIで水道管を救う仕事を経験。 柏まちなかカレッジ学長/(社)305Basketball監事。 千葉県立東葛飾高校卒業。早稲田大学教育学部卒。 早稲田大学大学院教育学研究科修士課程修了後、土浦日大高校にて高校教諭。早稲田大学教育学研究科後期博士課程単位取得後退学。 家族 妻、長男(2014年生まれ)、長女(2017年生まれ)