日本科学未来館を見学。
夏休みに入った子どもたちの他に、海外からの観光客も沢山いた。
常設展の「100億人でサバイバル」から考えさせられた。
予測できない気候変動、自然災害、パンデミック、テロなどへの脅威に、都市はどのように備え、持ちこたえ、より強く立ち直るか?
https://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/world/earth/missionsurvival.html
都市計画、環境、福祉、経済、市民協働など、これまでの行政が取り組んできた「防災」とは別次元の議論が必要と感じた。
これは政治や行政だけでなく、ビジネスでも注目されてくるだろう。
4月に富山市を視察した時に、「地震などの危機や人口減少などの脅威に対して回復する力のある都市」であるレジリエンスシティにロックフェラー財団から選ばれ、支援をうけているという話もお聞きした。
それ以来、このロックフェラー財団の取り組むレジリエンスシティ(100 Resilient Cities)の動きも注視し、まちづくりについて考えてきた。
100resilientcities.org/
「100億人でサバイバル」の総合監修者である毛利衛さんのお考えにも触れられることができ、目先の対応だけでなく、気候変動への理解や環境への配慮など、大きな視点で、市民の命を守る政策を考える必要があるということがわかった。