先日、下水道管路施設に対する緊急点検及び路上からの空洞調査の調査結果について
県ホームページにて公表した旨を共有いたしました。

【千葉県】埼玉県の陥没事故を踏まえた緊急点検結果等の公表について

全ての空洞調査が完了したことから、千葉県ホームページにて調査結果を公表されました。
なお、調査の結果、2,000mm以上の管路約76kmについては、下水道管路に起因する空洞は確認されませんでした。

県ホームページ
「下水道管路施設に対する緊急点検及び路上からの空洞調査について」
https://www.pref.chiba.lg.jp/gesui/jigyou/tenken-2.html

県ホームページ（報道発表資料）
「下水道管路施設に対する路面下空洞調査結果について」

令和7年1月28日に埼玉県八潮市において下水道管の破損に起因すると考えられる道路陥没が起き、トラック一台が巻き込まれるとともに、約120万人に下水道の使用自粛を呼びかけるなど、大きな影響が発生しました。
下水道の破損に起因する道路陥没の未然防止を目的に、緊急点検に加え、口径 2,000mm以上の管路約70km の路面下空洞調査を実施しておりましたが、このたび、調査結果がまとまったことからお知らせします。

1 路面下空洞調査実施期間
令和7年2月5日(水曜日)~令和7年2月14日(金曜日)

2 対象施設
・江戸川第二終末処理場に接続する口径 2,000mm 以上の下水道管路上の道路
(江戸川左岸流域 延長 L=約 42.8km 箇所図赤線)
・花見川終末処理場に接続する口径 2,000mm 以上の下水道管路上の道路
(印旛沼流域 延長 L=約 32.9km 箇所図青線)
※箇所図は2ページ目をご参照ください。

3 調査方法
地中レーダを搭載した車両型の探査機を使用し調査を実施

4 調査結果
路面下空洞調査の結果、下水道管路に起因する空洞の可能性がある箇所(地下 1.5m 以
上の深さに空洞の可能性がある箇所)は確認されませんでした。
この他、浅い位置において下水道管路との関係は低いが、補修の緊急性が高い空洞を

3箇所確認したため、2箇所については補修を完了し、残り1箇所は補修中です。
併せて、路面下空洞調査の結果については、道路管理者と情報共有しています。
(参考)これまでの経過
・令和7年2月 5日 路面下空洞調査開始
・令和7年2月 7日 国道などの重要度の高い道路で調査を行ったところ、緊急を要する異常は認められず
・令和7年2月14日 現地調査完了
・令和7年2月25日 下水道管路に起因する空洞の可能性が確認された箇所は認められず

https://www.pref.chiba.lg.jp/gesui/press/2024/tenken-3.html

今後とも下水道施設の維持管理を適切に行い、事故の未然防止と安全確保に努めるとの報告を受けています。

私たちの住む柏市の下水道の緊急点検については、こちらです。
https://www.city.kashiwa.lg.jp/gesuikomu/kanri/kinnkyuutennkenn.html