毎日、暑いですね。柏市議会議員選挙を変更できないかとう声もお聞きします。
昨年からブログに書こうと思いながら、伸ばし伸ばしになっていたテーマですが、甲子園で高校野球が開催されている期間に書かなければと、投稿いたします。
これまで、柏市議選が真夏になった理由について、都市伝説のような話もありますが、山下説を提示させていただいます。
◆異常な暑さ
気候変動が急激に進み、気候危機が迫っている今日、社会経済にも影響が及び、この対策は社会全体で何とかしなければならない課題です。
特に、夏の暑さは異常で、伝統的な祭りや運動会でさえ、時期をずらすようになりました。オリンピックも暑そうですよね。
◆柏市議会議員選挙の時期
さて、柏市議会議員選挙の時期は、例年、柏まつり2日目に告示で手賀沼花火大会の翌日が投・開票日です。一番暑い時期です。
近年の異常な暑さの中の選挙となり、活動する人たちも、投票に行く人たちにも危険です。
投票率に低下も相まって、時期を変更すべきではないかという声が上がります。
そこで、「柏市議会議員選挙が真夏に行われるワケ」が語られるのです。
◆野球の応援(あるいは議員の野球大会)での事故
よく耳にする理由が、市立柏高校が甲子園に出場し、その応援のため議員が乗ったバスが事故に遭い、多くの市議会議員が亡くなってしまい選挙が行われたという説。
そのほか、議会対抗の野球大会に向かうバスが事故になったという説も聞きます。
◆広報かしわや柏市議会だよりを確認
市立柏高校が甲子園や関東大会に出場した年の広報かしわや柏市議会だよりを確認しても、議員の事故の記事は見当たりません。
さかのぼっていくと柏市政70年の間、議員団の事故についての記事は見つかりませんでした。
◆東葛市の誕生までさかのぼる
柏市は、昭和29(1954)年11月15日、東葛市の名称が柏市に改称されました。
その2ヶ月前の昭和29年(1954)年9月1日、東葛市が、東葛飾郡の小金町・柏町・土村・田中村が合併して新設されました。
昭和29年(1954)年5月には、四か町村の間に町村合併の協議会が設置され、合併を促進する動きが出ています。
この流れで、東葛市の議会についても話し合われたのではないでしょうか。9月の東葛市スタートに合わせて、8月に市議会議員選挙が行われたのであろうと考えます。
その後、柏市と名称が変わりましたが、東葛市が始まって2ヶ月しか経っていないこと、そして旧小金町区域や富勢村の一部が他市に編入されることになりましたが、大部分は東葛市を継続していることを踏まえ、市議会は8月に当選した議員が継続したと考えられます。
◆選挙日程を変更するには
では、選挙日程を変更するには、どうすればよいでしょうか?
首長が、議会を解散させるということには違和感があります。
議員が条例を作るなど、議会自身で決めて、変更するということになるでしょう。時間がかかることが予想されます。
議員全員で申し合わせて辞表を出すというアイデアもありますが、「任期途中で投げ出すわけにはいかない」という議員が出たり、それぞれの事情などもありそうです。
◆まとめ
柏市議会議員選挙が、真夏の8月に行われるのは、東葛市が9月に設置されたからではないかと考えます。
※文章がまとまらず、読みにくく、書き直していきたいと思います。また、私の事実誤認や不正確な部分、説明不足な点は、ぜひご指摘いただき、ご教授いただければ有り難いです。
◆小川学・柏市議会議員が辞職との報道
昨年夏の柏市議会議員選挙に小川学氏は当選しましたが、柏市での居住実態の有無が問題とされ、今年3月に県選挙管理委員会に居住実態なく当選無効と裁決され、小川氏は東京高裁に提訴していましたが、昨日、議長に辞職届を出されたとのこと。
柏市選挙管理委員会で棄却されたものを、千葉県選挙管理委員会が取り消し、小川氏の当選を無効としました。
居住実態の有無は、全国的に問題となっています。これからの課題の一つです。